育児
子どもだって肩こりになるんです!あなたのお子さん、実は肩こりではありませんか?
自分のお子さんが、肩こりを訴えていたりしませんか?まだ子どもで肩こりなんて…と思っていないでしょうか?
近年増えていると言われている子どもの肩こりは、大人のそれとは違って、「子どもの訴え」だけにとどめられやすく、さらに、場合によっては体の歪みから、成長障害にもつながりかねない、重要なことです。
子どもの肩こりチェック
もし子どもが「肩が痛い」と言って来たり、肩をこっているような仕草をしているのならば、親御さんは気を付けてみてあげましょう。
その上で、以下のような事項が、わが子にあてはまらないかチェックしてください。
☐ゲームや勉強など、同じ姿勢を続けることが多い
☐体を動かすことが少ない
☐食生活が偏っている
☐肥満気味である
☐机に向かって座っている姿を見た時、まっすぐになっていない
☐立った時に左右の肩の高さが違う
☐猫背で姿勢が悪い
☐O脚あるいは、X脚だ
☐肩こりを気にするような仕草(首をまわす・肩をさするなど)をする
これらのような症状が見られる場合、子どもでも肩こりになっている可能性が十分にあります。
特に肩こりのような、一部分の筋肉の過緊張は、体を動かすことで解消される面が大きく、子どもでは特にそれが顕著なのですが、体を動かさない子どもの場合、それによって解消される機会がなく、肩こりの状態が体に固定されやすいのです。
すでに肩こりの症状があったらどうすればいいの?
肩こりの症状があるときに、子どもにおいて一番怖いのが、体のバランスの崩れです。
そのため、特に肩こりから体のバランスの崩れが見られる場合、その改善を目指しましょう。
バランスの崩れを正すのは、できるだけ姿勢の悪さを正すことから始めます。ただ、子どもの場合、「姿勢をよくしなさい」と言ったところで、姿勢をよくするのはほんの一瞬です。
ですから、子どもの体の回復力を使う方が賢明です。子どもは大人よりも柔軟で、運動や遊びなどで体を動かすようにすれば、自然と体の歪みも、肩こりも解消できます。
ただ、歪みがひどくなっている場合や、姿勢の悪さが定着している場合には、自然回復力だけで体を元に戻すのは困難な場合もあります。その場合には、きちんと病院で治していきましょう。
肩こりにならないためには、チェック項目のような生活習慣にならないよう気を付けるのと、できるだけ早い段階で、姿勢の良い状態をキープさせることが大切です。
姿勢の悪さや体の歪みが進んでからでは、子どももそれを治すのに苦労しますから、親御さんがあらかじめ気を付けてあげられるとよいですね。
(Photo by:pixabay )
著者: カラダノート編集部