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妊娠・出産

「出産予定日よりも早く産みたい」はちょっと待って!早く産むことのリスクを知っていますか?

「予定日は6月だけど、5月生まれにしたい!」「予定日よりも早く産む方法はありますか?」という、妊婦さんの質問の書き込みをよく見ます。

例えば、母子に何かしらのトラブル(巨大児、前置胎盤、逆子など)があって、予定日よりも早めに計画出産(自然分娩、帝王切開ともに)をするケースはあります。

 

では、なぜ40週という期間が設けられているか、予定日より早く産んでしまうことによるリスクはあるのか、ということについて考えたことはあるでしょうか。

 

正期産と早産

正期産とは、妊娠37週~42週未満の間に出産することをさし、早産とはそれよりも前の妊娠22週~37週未満に出産することをいいます(22週未満の場合は流産という形になります)。

 

要するに、37週たてば、胎児の色々な機能がきちんと出来上がっているので、出産に適しているということで、逆に37週未満だと、胎児の機能が未発達なので出産には適していないということになります。

 

正期産に近い34週でも肺が未完成(胎児は一番最後に呼吸器系が完成します)で産後NICU(新生児集中治療室)で治療するケースも珍しくはありません。

 

だからこそ37週まではできる限り(大きなトラブルがない限りは)、胎児をお腹で成長させてあげたいのです。

 

陣痛促進剤の副作用

予定日よりも早く産みたいなら「陣痛促進剤を投与してもらえばいい」と軽く言う人もいますが、ちょっと待ってください。陣痛促進剤はそんなに簡単に使えるものではありません。

 

本来は自然に陣痛が来るところを、人工のものにより陣痛を起こしているのです。また、陣痛促進剤は子宮を収縮させて陣痛を促します。

 

その陣痛が強く起き過ぎてしまい、中の胎児が仮死状態になったり、子宮破裂、胎児の脳性麻痺などの後遺症、母体の大量出血などの副作用もあるというのが事実です。

 

母子に危険な状況がある以外で、予定日よりも早く産みたいという思いがあるのかもしれませんが、きっと赤ちゃんもお母さんのお腹の中が居心地がよく、まだ外に出たくないのかもしれません。大きなお腹をさすっていられるのもあと少しの間だけです。

 

お腹の中のわが子に話しかけながら、毎日をゆったりと過ごしてみるのはいかがでしょうか?

(Photo by:pixabay )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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