妊娠・出産
予定日よりも早く産みたいけど、危険性はないの?妊娠●週、○○g以上なら問題はありません!
予定日よりも赤ちゃんを早く産むと、赤ちゃんに障害が残ってしまうかもしれない心配がありますよね。予定日よりも早く産んで危険性がある場合、予定日よりも早く産んでも大丈夫な場合を見ていきます。
●妊娠36週、2500g以上なら問題なし
予定日よりも早く産むとしても妊娠36週以上、胎児が2500g以上であれば、健康上の問題はほとんどないと考えられます。特に、予定日よりも数日早く産みたい程度であれば、もともと予定の範囲内に入っているので大きな心配は要りません。
妊娠7-8か月で産みたい、予定日よりも2か月早く産みたいとなると、当然ですが母体も胎児もリスクが高まります。予定日より早く産みたかったとしても、1か月単位で早く産むのは危険と言えるでしょう。
計画早産で胎児の体のメリットは特になし
予定日より早く産むことで夫が立会できる、母体にかかる負担が少ないといったメリットはありますが、胎児の体におけるメリットは特にありません。オーストラリアでの研究によれば、妊娠33-39週で行われた計画出産では、自然出産で生まれた新生児に比べると1.2%高く健康上の問題が出たそうです。
とは言えども、これはもともと母体に問題があって計画的な早産をしたケースですので、母体に問題がない場合の計画的な早産の影響とは言い切れません。一つ言えることがあるとすれば、多少早く産んだとしても、胎児の体のメリットになるようなことは特にないということです。
予定日よりも早く産むことの危険性は2500g以下、36週以下ならやや高まります。特に体重は重要な指標ですので、2500g以下のうちに産みたいとは考えない方がよいです。
それ以降であれば、普通の子とあまり変わらない形で自然に産めますが、早く産んだからといって胎児の健康上のメリットはありません。
(Photo by:pixabay )
著者: カラダノート編集部