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メンタル

人類の記憶に原因が?トライポフォビアの意外な原因と克服法

集合体が怖い、というのがトライポフォビアの症状で、集合体恐怖症とも呼ばれています。

具体的には蓮の花托や珊瑚のぶつぶつなどに、過剰なほど反応してしまいます。

そんなトライポフォビアの原因に、人類の進化がかかわっているという説が出てきました。

 

●有毒生物への恐怖心からトライポフォビアに?

Psychological Scienceに2013年に掲載されたのが、イギリスにあるエセックス大学におけるトライポフォビアの研究です。

(参考:Fear Of Holes //pss.sagepub.com/content/24/10/1980.abstract)

なお、Psychological Scienceは、科学関係の研究論文を広く掲載する、信頼度の高い科学ジャーナルです。

今回の研究では、ヒョウモンダコやオブトサソリといった、人間に害をなす有毒生物の画像分析で、トライポフォビア患者の恐れる画像と傾向が一致したことがポイントです。

研究では、『人類が過去に遭遇した有毒生物を警戒する意識が、トライポフォビアの発生起因のひとつではないか』という結論、そして『危険を警戒するもともとの素質の存在がある』との結論が出ました。

例え、今までにそういった有毒生物の害に遭っていなかったとしても、人類の歴史とDNAに刻まれた素質的な側面から、トライポフォビアになってしまう可能性があります。

 

●改善の可能性も示唆

上記で紹介したイギリスの研究ですが、トライポフォビアの画像をたくさん見ているうちに、恐怖に対して鈍感になる方もいたそうです。

このことから、ほかの恐怖症同様に、曝露療法である程度までは、トライポフォビアの改善が出来るのではないかと、予測されます。

 

トライポフォビアにしても高所恐怖症にしても、恐怖を抱くことは、もともとは人間を危険から守るためだったという説が一般的です。

未だによくわかっていない多くの恐怖症でも、生きるための知恵として人間が素質的に持っていたものが、変化した可能性があります。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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