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外傷性脳損傷って何だろう?頭部外傷で起きる脳損傷…その症状とは?

脳の損傷、と聞くとなんだか大病ではないかと思えますが、ちょっとした事故などでも脳損傷が起きることがあります。

ここでは、外傷性脳損傷とはどんなものかを、紹介します。

 

●頭部外傷で起きる脳損傷

外傷性脳損傷とは、頭部の外傷で起きる脳損傷のことを指しています。外傷の原因は様々で、アメリカでは年間100万人以上が外傷性脳損傷になります。

国に関係なく多いのが交通事故による外傷性脳損傷で、死亡することも珍しくはありません。

幼児や高齢者に多いのは転倒で、転んだ場所にものがあったり固いアスファルトの上だったりすると、外傷と脳損傷がひどくなりやすいです。

また、暴行を受けたりして出来た傷でも、外傷性脳損傷が現れることがあります。

 

●暮らしにくさに直結する

外傷性脳損傷になってしまった場合、頭痛や吐き気、瞳孔拡大、手足のしびれ、バランス障害(きちんとバランスを取れない)、耳鳴り、記憶力の低下、注意力の著しい低下、混乱などの症状に悩まされます。

脳は、全身の動きを管理しているので、脳が傷つく外傷性脳損傷では、体全体に症状が出てしまうのです。

これらの症状のために、日常生活を上手に送ることができない方は、たくさんいます。

 

●人格変化が周囲を戸惑わせる

外傷性脳損傷が持つもうひとつの問題が、人格変化です。記憶力や注意力の低下とともに、今までにはなかった言動や、激しい感情の動きがみられやすいです。

そのため、耳鳴りや手足のしびれが徐々に改善しても、以前のように社会でうまくやっていけないケースがあるのも事実です。

特に身近な家族などの前では感情が爆発しやすく、看護をしている家族が疲れてしまうこともあります。

 

外傷性脳損傷は、その80%が軽度と言われており、予後が絶対に寝たきりになってしまうような怪我ではありません。

ただし、人格変化などの日常生活に与える影響の大きさから、治療と受容には時間を要します。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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