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気になる病気・症状

MRI、CTにも写らない…軽度外傷性脳損傷の症状と間違われやすい病気って?

脳の損傷は、MRIやCTなどでわかるので、脳損傷による症状も判断しやすいです。

ところが、軽度の場合はそうはいかず、MRIにもCTにも写らない脳損傷も存在します。

 

●軽度外傷性脳損傷とは

MRIやCTといった検査で発見できない可能性もある軽度外傷性脳損傷は、意識喪失などはあっても、30分以内にとどまる等、軽度の損傷です。

致命的な頭部打撲ではないので、軽度外傷性脳損傷で亡くなってしまう可能性はそれほど高くはありません。

ただし、事故に遭った時には、多くの場合全身の外傷があるので、そちらが重度だと命の危険もあります。

 

●全身に出る症状

軽度外傷性脳損傷に見られる症状は、以下のようなものです。

・ずっと続く耳鳴りや難聴

・てんかん発作

・麻痺(片麻痺、四肢麻痺など)

・発汗異常

・頻尿や残尿

・手足の痛み

・感情の抑えが効かない(人格の変化)

 

●不定愁訴扱いが多い

軽度外傷性脳損傷は、怪我をしてからすぐに症状が出るタイプではなく、数か月してから症状が出ることが多いです。

体の怪我が完全に治って、いまだに発汗異常や手足の痛みがある、しかし脳の異常所見はMRIなどでは見られないことから、『不定愁訴』として扱われるケースがあるのが問題です。

もしくは心因性、ストレス性の症状ではないか(事故などのトラウマによるものではないか)、との誤認もあり得ます。

いずれにしても、軽度であるがために、脳損傷だということを見逃されがちなのが、軽度外傷性脳損傷の恐ろしいところです。

 

軽度外傷性脳損傷は、見逃されがち、見過ごされがちではありますが、存在しない病気ではありません。

もしかしたら軽度外傷性脳損傷かもしれない、という場合は一度『軽度外傷性脳損傷仲間の会(//www.mtbi-wjp.net/)』へ相談してみるのもよいでしょう。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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