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最大の原因は紫外線!オゾン層の破壊と高齢化で増加する皮膚癌

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オゾン層の破壊と高齢化により増加している


皮膚がんは近年、増加しています。
年間1万人以上が皮膚がんにかかっていて、これは30年前の約二倍です。
亡くなる人は年間1300人ほどです。

皮膚がんの最大の原因は紫外線で、紫外線によるダメージが長年蓄積して起こります。
オゾン層の破壊と高齢化が増加の原因としてあげられています。

しかし、皮膚がんは予防や早期発見がしやすく、早期ならほぼ100%治り、傷跡も小さくて済みます。

ほくろやしみだと思っていたものに、大きさや形、感触の変化がみられたら触らないようにして、早めに皮膚科を受診しましょう。


分類と症状


代表的な皮膚がんは次の三つですが、皮膚がんの前がん状態として日光角化症があります。
皮膚の表面が赤みを帯び、触るとザラザラしていて、放置すると有棘細胞がんに進行します。

●有棘細胞がん


表皮の下の方までがんが広がったもので、日本人に多い皮膚がんの一つです。
比較的多きく、皮膚が盛り上がっています。
進行するとさらに大きく、不揃いでごつごつした形になります。
つまむとしこりがあり、中央部がえぐれて出血や悪臭を生じることもあります。
全身に転移する可能性があります。

●基底細胞がん


表皮と真皮の間にある基底層にできたがんで、顔に好発します。
初期は、真っ黒で真珠のような光沢をもつ小さなしこりのようにみえます。
痛みもかゆみもありません。何年もかかって次第に大きくなり、中央部がえぐれて出血します。
進行しても転移はまれで、治療を受ければ生命の危険はありません。

●メラノーマ(悪性黒色腫)


メラニン色素を作るメラノサイががん化したもので、転移が早く、皮膚がんのなかで最も悪性です。
日本人の好発部位は足の裏や手のひらです。
ほくろに似ていますが、メラノーマは左右非対称、ふちがギザギザで不明瞭、妙に黒く色むらがあります。
直径が7mm以上ある場合は、メラノーマの可能性が高いといえます。


メラノーマの疑いが濃厚なら生検をしないで広く手術


確定診断のためには、一部を切り取って病理組織学的に研究する皮膚生検(バイオプシー)を行います。
ただし、メラノーマが強く疑われる場合は、病変部に直接メスを入れることは避け、少し離して全てを切除します。
X線CTやMRI、超音波などの画像検査で病期を決定します。

有棘細胞がんと基底細胞がんの病期は0期~Ⅳ期、メラノーマはⅠ~Ⅳ期に分類されます。

治療


日光角化症は、しばらく経過観察することがありますが、抗がん剤の軟膏、凍結療法(マイナス19℃ほどの液体窒素でがんを破壊する)、炭酸ガスレーザーなどで治療します。

有棘細胞がん、メラノーマでは、外科療法 を行います。
放射線療法や化学療法を手術の前後に行うこともあります。
遠隔転移があるⅣ期には、集学的治療を実施します。
五年生存率は、Ⅰ期なら100%近く、Ⅱ期では85%です。メラノーマのⅣ期は10%です。

著者: うにさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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