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生活習慣病

経口血糖降下薬の種類と特徴②

 

速効性インスリン分泌促進薬

 (ファスティック、グルファスト、シュアポストなど)


SU類構造は持っていないのですが、膵β細胞のSU受容体を刺激してインスリンの分泌を促進します。
投与してからインスリン分泌効果の発現までの時間が非常に短く、インスリンの上昇スピードはかなり速いですが分泌持続時間は短くなっています。
血糖改善効果はSU類ほど高くないので、空腹時血糖は高くないが食後の高血糖がみられる患者さんに使用されることが多いです。

 


チアゾリジン誘導体(アクトス)


脂肪細胞の調節因子PPARγを刺激して脂肪細胞の分化を促進して、インスリン抵抗性を改善します。
インスリンの抵抗性が高い糖尿病SU類αGIによる効果がみられないときに使用されます。

 


GLP-1アナログ製剤(ビクトーザ、バイエッタなど)


GLP-1は小腸のL細胞から分泌されるインクレチンホルモンで、インスリン分泌促進グルカゴン分泌抑制食事摂取量の抑制など様々な血糖降下作用を示します。
GLP-1のインスリン分泌作用は血糖依存性なので、GLP-1を投与しても低血糖症状を引き起こすことはありません

 


DPP-4阻害薬(ジャヌビア、グラクティブ、トラゼンタなど)


インクレチンを分解するDPP-4という酵素を阻害することでGLP-1刺激と同様の作用を示します。

 


GLP-1アナログ製剤DPP-4阻害薬が今後の糖尿病治療の中心を担うとされ、現在でも新しい薬の開発が進められていますので、今後も糖尿病薬物治療は進化していくでしょう。

 

(Photo by //pixabay.com/static/uploads/photo/2011/05/14/21/30/bank-7339_640.jpg?i)

著者: rabiさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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