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脳の働きが異常になる外傷性脳損傷の2つの治療法 急性期リハビリ・回復期リハビリとは?

強い衝撃で頭をぶつけると、頭の中で頭蓋骨に守られている脳にダメージを受けることがあります。

それが外傷性脳損傷というもので、頭部外傷や脳外傷といった別名も持っています。

脳の働きが異常になる外傷性脳損傷の治療における、2種類のリハビリを紹介します。

 

●全身管理を中心とした急性期リハビリ

外傷性脳損傷のリハビリの1つ目が急性期リハビリで、これはリハビリの最初の段階です。

外傷性脳損傷になる場合は、脳だけではなくほかの体の部位も怪我していることが多いので、全身管理が必須です。

全身状態がしっかり安定したときに、体の位置を固定する道具や関節のストレッチなどを行います。

基本的にはベッドの上でのリハビリが多く、徐々に運動面でも日常生活に戻れるように工夫していきます。

 

●社会能力を中心とした回復期リハビリ

回復期リハビリに移る頃には、基本的に日常生活における動作などには問題ないケースがほとんどです。

そこで今度は、社会能力に影響を及ぼす高次脳機能障害のリハビリを行っていきます。

外傷性脳損傷になった患者さんは失語症や記憶障害、計画性がなくなるなど、脳の影響のせいで人が変わったようになることも珍しくはありません。

通院でこれらの脳機能障害のリハビリを行いながら、徐々に社会復帰や学校への復学を目指していくことになります。

急性期リハビリに比べると、回復期リハビリの方は臨床心理士やソーシャルワーカーなどがかかわる、さまざまな面から生活を支えるタイプのリハビリと考えてください。

 

外傷性脳損傷は、人間にとって重要な部分である脳の損傷ですので、リハビリにもある程度の時間が必要です。

意識を取り戻してもなかなかいつも通りにできないもどかしさはありますが、しっかりリハビリに臨みましょう。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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