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症状の重さで違う!外傷性脳損傷の治療方法 2割は入院、8割は軽度の患者…治療法は?

外傷性脳損傷の治療は、まずはとにかく生命を維持することが最優先ですので、二次傷害を予防しながら、上手に体をコントロールしていきます。

その後、損傷の度合いによって、少しずつ治療法が異なります。

 

●軽度の患者が8割

外傷性脳損傷で病院に運ばれてくる患者のうち、8割は軽度の外傷性脳損傷と言われています。

軽度の場合はCT検査での異常もなく、血圧なども正常、受け答えも正常に出来るなどが特徴です。

この場合は、家族がいて24時間以上看護出来るなら、家に帰してもよいということになっています。

 

●残り2割は入院

外傷性脳損傷が中等度から重度と判断された場合は、入院して治療を受けなければなりません。

中等度の場合は人工呼吸器が必要ないケースが多いですが、重度では集中治療室で呼吸も脳も管理しなくてはいけません。

全身のけいれんや頭蓋内圧亢進などに注意しながら、入院治療で回復を待ちます。

 

●重症度評価のグラスゴー昏睡尺度

外傷性脳損傷の重症度評価に役立っているのが、グラスゴー昏睡尺度というものです。

グラスゴー昏睡尺度は、開眼・言語反応・運動反応の3つからスコアを取り、スコアが低い場合は昏睡となります。

ちなみにグラスゴー昏睡尺度で、昏睡にあたる8以下のスコアで最も低いスコア3では、運動反応なし、言語反応なし、開眼なしです。

8のスコアだと、肢か胸骨に与えた痛みで開眼、単語の識別は可能だが不適切な反応、痛みに屈曲反応するなどの特徴となります。

 

外傷性脳損傷で昏睡時間が長い場合には、その後昏睡から目覚めたとしても、リハビリに時間がかかることが予測されます。

昏睡している間だけではなく、長期間における家族や周囲の人のサポート体制が必要とされているのです。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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