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気になる病気・症状

病原性大腸菌が感染した際の症状とは?食中毒を起こす大腸菌について

  

大腸菌には体にいい菌もいますが、病気を引き起こす菌もいます。今回は、病気を引き起こす能力を持つ病原性大腸菌が、感染した際の症状について紹介します。

 

腸管出血性大腸菌

腸管出血性大腸菌に感染した場合、激しい腹痛や下痢、嘔吐、発熱といった症状がでます。重症化すると、溶血性尿素毒症症候群や急性脳炎などを起こします。潜伏期間が7~10日間と長いのが特徴的です。この菌を保有している動物は家畜であり(特に牛)、衛生的に処理している場合はほとんど問題ありませんが、トラブル等で食品がこの菌に汚染されてしまうと、人体への感染を引き起こしてしまいます。

 

*溶血性尿素毒症症候群とは、腎臓を中心とした血管内皮障害(血管内皮細胞障害)のことを指します。血小板が減少したり、溶血性の貧血を起こしたり、急性腎不全を起こしたりします。 

*急性脳炎とは脳の組織が炎症を起こすことです。

 

腸管病原性大腸菌 

他の病原性大腸菌と異なり、特定の毒素を生産せずに下痢や38~40℃の発熱、嘔吐、全身倦怠感などを引き起こすことが特徴となります。

 

腸管侵入性大腸菌

細胞に侵入することが特徴であり、大腸粘膜に侵入します。症状としては発熱と粘血性の下痢を起こします。

 

毒素原性大腸菌

耐熱性腸管毒と易熱性腸管毒素を生産し、水溶性の下痢と嘔吐などの症状が起こります。

 

以上が、病原性大腸菌が感染した際の症状となります。潜伏期間が書いていないものは、潜伏期間があまりはっきりとしていないものとなります。食中毒などは体が弱っている人や高齢者、お子さんがかかると死の危険性もあります。きちんと医療機関にかかり適切な対処を行いましょう。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: いおさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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