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育児

子どもの肘が障害される「肘頭骨端症」!こんな肘関節の症状が出たら注意して!

  

まだ体が完成していない子どもが、体の負担になるようなことをすると、体はそれを受容しきれず、障害が起きてしまうことがあります。子どもの骨には大人と違って、骨端線という場所があります。骨の端にあって、この部分が伸びることで体が大きくなります。

 

肘頭骨端症(ちゅうとうこったんしょう)

肘頭というのは、肘を曲げたときに出る、肘後面のでっぱりのことです。成長期のこの部分は、成長軟骨で構成されており、この軟骨部分で損傷が起こったりすることを、肘頭骨端症といいます。

この肘の骨端線の損傷は、成長期に行う「肘関節の過剰な伸展」を繰り返すことによって起こります。よく知られているのは、野球の投球フォームです。他にもテニス、ウエイトリフティング、弓道、体操などでも見られているようです。

 

肘の骨端線が障害されるとどんな症状が出る?

実際に肘頭の骨端線損傷が起こると、どんな症状が出るのでしょうか。具体的に見てみましょう。

 

・動作時の肘頭の疼痛

最初は、野球ならば投球動作の動作、テニスならばラケットを振り抜く動作をする際に限って、痛みを覚えます。症状が進行すれば、日常生活の中の動作でも痛みを覚えるようになります。

 

・圧痛や腫脹

肘頭の上腕三頭筋付近や、三頭筋腱に圧痛を感じます。肘頭を中心として、その周囲に痛みが広がって感じます。また肘頭を中心に腫れが見られ、症状の悪化と共に腫れがひどくなります。ただし初期は腫れも大きくなく、損傷された方の肘とそうでない肘をよく比べて見ないと分からないです。

 

・可動域の減少

肘頭の骨端線が損傷された初期にはあまり見られませんが、進行と共に、肘の可動域が悪くなります。肘をまっすぐ伸ばせなかったり、しっかりと曲げることも痛みのためにできなくなります。

 

・レントゲン画像

初期はレントゲンで撮影しても分かりにくいこともありますが、損傷すると特有の炎症像が見られます。

 

 

肘頭骨端症は、骨端炎の状態で炎症症状を起こしますので、比較的自覚しやすいです。ただし、同じ骨端線の損傷でも、肘頭骨端線解離などでははっきりとした症状が見られないこともありますので、成長期の肘の痛みは軽視しない方が賢明です。

 

 

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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