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育児・子供の病気

野球やテニスのフォームで起こる「肘頭骨端線損傷」…この損傷はなぜ起こる?

 

子どもの成長期といいますが、どこからどこまでが子どもの成長期というのでしょうか。医学的に成長期といった場合は、骨に「骨端線」という部分がある時期を、成長期といいます。この骨端線がある時期というのは、男の子では17~18歳、女の子では15~16歳くらいまでですが、人によってそれはまちまちです。人によっては20代半ばまで骨端線が残ることもあります。

 

骨端線って何?

骨端線というのは、骨の端にある軟骨で、これから骨に変化していくという部分のことです。軟骨と普通の骨の境目の部分が伸びていくことによって、手足が伸びる、成長が起こります。この骨端線がなくなれば成長は止まり、成長期とは言わなくなります。

 

肘の骨端線

骨端線のある部分というのは、軟骨のある部分ですからやわらかく、力が加わったときに負担を抱えやすい場所です。その中でも肘を曲げたときに、肘の下部にあたる場所の骨端線を損傷したケースを、肘頭(ちゅうとう)骨端線損傷といいます。

 

野球やテニスでのフォームで起こる損傷

子どもが発症しやすいケガで、野球肘やテニス肘といいます。これらはそのスポーツによって肘に起こる、全ての障害のことを指す言葉ですが、この肘頭骨端損傷はその中のひとつです。

野球の投球の例で言うと、ボールを持って振りかぶり、肩から腕を旋回させてボールを離します。そしてその勢いのまま腕を振り抜くのが投球です。この際、ボールを離してから腕を振り抜くまでの動作で、二の腕の場所についている筋肉は、肘から先を支えようと一瞬で大きな力が加わり、緊張します。それに対して肘から手は、思い切り振りきっているわけですから、それぞれが反対方向に肘を引きあうことになります。

この反対の力が加わることによって、肘の下部の骨端線に負担がかかり、損傷するのが肘頭骨端線損傷です。これは、野球だけにとどまらず、同じようなフォームのテニスなどでも起こります。

 

 

近年はスポーツにおいて、体を休めることも体をつくるためには必要という認識があります。肘頭骨端線損傷は、オーバーワークなどで起こりますから、計画的に体を休息させるということも非常に重要ということが分かります。

 

 

 

 

(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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