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アダルトチルドレンを克服するには?アダルトチルドレンの治療とカウンセリング

漠然とした不安感を常に抱えている方は、アダルトチルドレンの可能性があります。

アダルトチルドレンは、子どもらしい子ども時代を送れなかったことで、大人になってもトラウマが残っている状態です。

トラウマというと、精神科での治療を考えますが、アダルトチルドレンの精神科での治療の可否、方法などを見ていきます。

 

●アダルトチルドレンの治療は精神科で可能

結論から言うと、アダルトチルドレンの治療は精神科で可能となっています。ただし、これには条件が付きます。

トラウマの影響で精神疾患を発症している恐れがある場合、精神科での治療が可能となります。

うつ、不安障害、人格障害など、精神科分野の病気と、アダルトチルドレンは非常に密接な関係にあります。

生きにくさを感じるだけではなく、そこから出てくる症状が病的な場合は、精神科治療の範囲内と言えます。

 

●心理療法や薬物治療

精神科での治療法は、以前に比べるとさまざまな治療薬が開発されたこともあり、薬物治療が行われることも多いです。

アダルトチルドレンと併発しやすい病気には薬物治療が使われ、その病気の根源となっているアダルトチルドレンのトラウマについては、カウンセリングで対処していきます。

 

●生きにくさのみならカウンセリングへ

精神疾患が見られず、アダルトチルドレン傾向のみだが、どうにかしたいという場合は、カウンセリングルームを利用することをお勧めします。

アダルトチルドレンのカウンセリングを行っているところへ問い合わせて、予約を取っていく形です。

保険が効かないため、費用は高額になりがちというデメリットがあることを覚えておきましょう。

 

アダルトチルドレンを克服するためには、自分一人だけではなくほかの人の力を借りることが必要な時もあります。

精神科やカウンセリングルームで、自分を見つめ直すのも一つの方法です。

 

アダルトチルドレン治療のカウンセリングでは、どんなことを行うの?

不健全な家庭で育つことにより、その家庭での役割を持ったまま、歪んだ大人になってしまったのが、アダルトチルドレンです。

そんなアダルトチルドレンを改善するための、カウンセリングについてみていきます。

 

●『認知のクセ』に気づくカウンセリング

アダルトチルドレンに対して以外のカウンセリングでも言えることですが、基本的にカウンセリングは『認知のクセ』に気づかせてくれます。

カウンセリングを受けることによって

・自分はこんなことに反応しやすかったのか

・自分の考え方はこうだから、周囲とうまくいかなかったのか

・自分の物事のとらえ方はこんな感じだったのか

といったことに、次々と気づいていくはずです。

 

●多少の苦しみは伴う

アダルトチルドレンが生きやすさを確保するためには、今まで得てきた認知のクセ、思考のクセを改善していかなければいけません。

カウンセリングでは具体的に改善方法を教えるというよりは、日々の改善の中からまた気付きを得る手伝いをしてくれます。

今までの認知を変化させるので、一時的には変化する自分を受け入れられずイライラしたり、数々のトラウマに気づき、解決が遠く感じられて疲れたりすることもあります。

 

●カウンセリングを受ける中で自然な自分へ

アダルトチルドレンは、感情を過度に抑制したり、唐突に爆発させたり、自分自身を適切にコントロールできていません。

カウンセリングを受けて認知の癖を見つけ、それを修正していくごとに、感情と行動が整い、コントロールできる自分になっていきます。

 

アダルトチルドレンに悩んでいてカウンセリングに通う場合、頻度や年数などは人によって大きな違いが出やすいです。

最低でも数か月は通わなければいけないので、あまり遠いカウンセリングルームはおすすめしません。

 

徹底解説!アダルトチルドレンを克服するまでどのような流れになるの?

極端な認知の歪みや白黒思考、それによって苦しんでいるとしたら、あなたはアダルトチルドレンかもしれません。

アダルトチルドレンとは、機能不全家庭(家庭の機能のない家庭)で育った子供が大人になった状態です。

アダルトチルドレンを克服するまでの全体の流れを、簡単に紹介します。

 

1.アダルトチルドレンについて知る

まず、自分がアダルトチルドレンの可能性があると感じたら、アダルトチルドレンというものについて知ってください。

書籍を読んだり、インターネットでの検索もOKです。

アダルトチルドレンはどんな分類があるのか、どんな性格傾向を持っているのかなど、知識としてアダルトチルドレンを知りましょう。

 

2.自分の感情を吐きだす

次に、自分の感情を吐きだす練習をします。過去に閉じ込めていた、子どもの自分のトラウマを吐きだすのです。

ここで初めて、アダルトチルドレンの方は、自分の否定的な感情と向き合えるようになります。

吐きだしにおいては、相手はプロを選ぶのが適切です。カウンセラーなどを探しましょう。

 

3.過去からの解放、適切な評価を知る

吐きだしが終わったら、次はいよいよ過去からの解放の段階に入ります。

吐きだしの時点では、過去のことに焦点を当てて物事を考えており、それはそれでOKですが、今現在を生きている自分のことも考えなければなりません。

過去のことを未来にどう生かすか、過去のことが今にどんな影響を与えているかを考えて、改善点を探します。

同時に、自己評価における適切な判断基準を知るのも、大事なことです。

自分は絶対に駄目だ、絶対に素晴らしい、という思い込みの範囲ではなく、周囲からの評価と自分の評価の差を知り、『自分』のイメージをつかんでいきます。

 

4.認知の歪みの修正

過去からの解放、つまり過去が現在に与える影響を知って、『今』をどうにかしようと思ったら、次は認知の歪みを修正していきます。

無意識に自分が思っているものごとのとらえ方、根拠のないネガティブな予測などを、自分の生活の中にどれくらいあるか数えます。

そして、その認知は正しくないのでは?ほかの認知の仕方(考え方)もあるのでは?といったように、自分で新しい可能性を探します。

 

5.少しずつ変わっていく

認知の歪みの修正ができるようになれば、以前よりは大分生きやすくなっているはずです。

最後のステップとして必要なのは、アダルトチルドレンが人とかかわっていくことです。

今までの考え方では、到底付き合おうとも思っていなかった人と話してみる、人間関係を広げて他人の目線で物事を見る、といった経験が、アダルトチルドレンをさらに成長させてくれます。

 

アダルトチルドレンの克服には長い時間が必要で、その間も普通の社会生活を送らなければなりません。

毎日忙しい中で、アダルトチルドレンを克服するためには、1日に少しでもよいので自分と向き合う時間を作ることが大切です。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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