妊娠・出産
あなたは妊娠しやすい?妊娠力をチェックしてみよう!~妊娠力を高めるために~
性行為をすれば、簡単に赤ちゃんができると思っている人が多いのではないでしょうか?妊娠や出産はその気になればいつでもできると思っていませんか?近年の晩婚化の影響で、不妊に悩む女性は増えています。
今回は妊娠力が低下していないかどうかセルフチェックできる方法を紹介します。
チェック1.生理の状態
あなたの身体は、妊娠できる準備が整っているのでしょうか。妊娠と密接なかかわりのある生理の状態からチェックしていきましょう。
生理周期は正常な場合、24~38日です
初経をむかえ、徐々に正常な生理周期になっていく女性の身体。正常な場合、24~38日周期で生理がやってきます。この生理周期が安定していないと、無排卵月経など、生理が来ていても妊娠が難しい状態になっているかもしれません。
また、生理周期が39日以上と長い場合は、稀発月経と言い、ホルモン分泌の異常が原因で排卵が起こっていないケースがあります。逆に生理周期が短い場合は、頻発月経と言い、黄体機能不全の可能性が。このケースも排卵が起こらないことがあり、その状態だとやはり妊娠は難しいと言えるでしょう。
経血の量が多い場合
毎月やってくる生理の量が多い場合は、ホルモンのバランスが崩れている、子宮内膜が厚くなっている、子宮の肥大などが考えられます。特に子宮内膜症や子宮筋腫などで経血が多い場合は、着床しにくいため、子宮の環境が妊娠しにくい状態と言えるでしょう。あまりにも経血の量が多い場合は、一度病院で診てもらうことも検討してみてください。
チェック2.性感染症や冷え症
身体の調子が悪いと、妊娠しようにも身体が対応できないこともあるかもしれません。特に性感染症は放置しておくと不妊や流産の原因となりますし、冷え症は子宮をまで冷やしてしまい、着床しにくい状態になります。
性感染症はおりものの様子でチェック
自分が性感染症にかかっているかどうかは、まずはおりものでセルフチェックしてみましょう。
カッテージチーズ状のボロボロとした白いおりもの
膣カンジダの可能性があります。膣カンジダは常在菌のため、性行為でうつるものではなく、ストレスや病気などで身体の抵抗力が弱まった時に発症します。
黄色や緑色の生臭いおりもので泡が混じっている
このようなおりものが出てくる場合には、トリコモナス膣炎の可能性があります。トリコモナス原虫の寄生が原因で、感染は主にセックスです。そのためパートナーと同時に治療を行わないと、何度も感染してしまうことになるかもしれません。
他にも、急におりものの量が増えた、かゆみ、ただれ、下腹部の痛みや性交痛などがある場合は、性感染症にかかっている可能性があります。しかし、無症状のケースも多く、本人が気づかないまま感染している場合も。妊娠したいと思ったら、受診してきちんと治療しておきましょう。
冷え症
冷え症は、血液の循環が悪くなることでおこります。血行不良は、臓器の働きが低下する原因に。つまり、子宮が冷えてしまうことで着床しにくくなるため、妊娠しにくくなるのです。冷たいものばかりを飲んだり食べたりしていると、体が冷えるのはもちろんのこと、おしゃれのための薄着も冷え症に繋がります。他にも運動不足や骨盤のゆがみなども血行不良を起こしますので、自身の生活を今一度チェックしてみてくださいね。
チェック3.性行為の頻度
当たり前と言えば当たり前ですが、性行為をしないことには、妊娠できません。そのため、確率を上げる、という意味では性行為の頻度が多ければ多いほど、妊娠する確率は上がります。
性行為をしていないと、妊娠力は低下します。お互い愛情を持って、いい雰囲気を作って行くことも妊娠力を上げる事に繋がります。
妊娠力は夫婦の愛情がカギ!
妊娠力を高めるためには、夫婦の愛情が大切です。お互いに思いやりながら一緒に、自分たちでできる妊活を行いつつ、必要な治療は婦人科で行い、妊娠しやすい体を作りましょう。まずは、カラダを温かくして、生活習慣を見直して行きましょう。
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(Photo by :http://www.photo-ac.com/)
著者: カラダノート編集部