妊娠・出産
妊娠初期で破水することはあるの?!もし破水してしまったらどうすればいい?
妊娠の初期(妊娠15週)までに破水する事が稀にありますが、こんな時はどうしたらいいのでしょうか?妊娠中は、膀胱が圧迫されて尿漏れしやすくなるので、破水か尿漏れか症状が分からない場合も、赤ちゃんが感染症にかかる危険があるので、受診して検査をしてみましょう。
破水してしまったら?どうすればいい?
破水した時の羊水は、生臭いにおいがします。妊娠初期の破水は流産の危険がかなり高くなります。初期の段階では、破水と同時に出血する場合が多く、入院して治療を受けます。
妊娠初期の破水は、小さなクリニックでは処置できない場合が多いので、対応できる病院へ行くことになる場合が多いです。安静にすることが一番大切で、治療内容は、張り止め、止血、抗生剤の薬で行います。
赤ちゃんへの影響は?
妊娠初期の破水の場合は、卵膜の上部にヒビが入って、ジワジワと羊水が漏れてくることが多いようです。このまま、ヒビがふさがる場合もあるし、出産までそのままの状態の人もいます。羊水は赤ちゃんが育つのに必要で、妊娠初期の赤ちゃんは未熟なため、子宮の外では生きていけません。
最低でも、22週を過ぎなければ高度医療でも助けることが難しいと言われています。なので、羊水がたくさんあるかどうか、破水していても赤ちゃんが週数相当に成長しているかどうかが問題になりますが、一番の問題は、感染症の兆候がないかどうかです。感染があれば、赤ちゃんに何らかの症状が出たり、最悪の場合は命に関わってきます。
妊娠初期の破水の場合は原因は様々で、重たいものを持って腹圧がかかったり、感染症や性病などによる炎症で卵膜に異常が出る、激しい性行為などが原因とされていますが、元々卵膜が薄い場合もあるので、なるべく原因となる事を避けて、清潔を保ち感染症や性病への感染を十分注意して生活しましょう。
写真:http://www.ashinari.com/2011/07/10-348331.php?category=372
著者: カラダノート編集部