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脊椎損傷後に重要な移動手段…「歩行のリハビリ」「車いすのリハビリ」はどんなことをする?

 

脊髄損傷からのリハビリは、怪我を治すための治療とは違います。リハビリによって、自分ができる最大限のことを認識し、できることとできないことを知り、自分の体が持っている能力の中で、最大のパフォーマンスを発揮できるようにするというのが、リハビリの目的です。

 

脊髄損傷のリハビリ

脊髄損傷をした場合、それまでの体の動かし方の感覚では、体を十分に動かすことができません。そして、それまでにない動作も、生活の中の身体活動として行わなければいけませんので、そのための訓練が必要になります。

 

歩行訓練

下肢の筋力の評価によっては、早いうちから歩行訓練が行われます。段階的に難易度を上げていき、能力によりますが、最終的には出来るだけ一人で歩行できるようになることが目標です。

平行棒を使った歩行

歩行器具を使った歩行

介助を得ての歩行

両杖を使っての歩行

片杖を使っての歩行

杖なしでの歩行

階段の昇降

立ち上がったり座ったりする動作

といった風にレベルを上げていきます。歩行は非常に難しい課題に思えますが、早期から行うことによって、筋力が低下することを防いだり位置感覚を維持したり、関節が固まらないようにすることができますので、非常に重要です。

 

車いすのリハビリ

残った機能によっては、装具などの力を使用して歩行が可能になることもありますが、残存機能によっては、車いすの生活になることもあります。その場合、今までの生活になかった車いすの動作を、残存機能を持ってしてどうするかといったことを学ぶ必要があります。

車いすのリハビリにおいては、

車いすへ乗り移る

車いすの操作

前輪を持ち上げて段差を超える

床から車いすへ乗る

などの動作を、個々の能力や、生活環境の状態に合わせて訓練します。

 

 

移動手段という点で考えれば、人によってはこれらに加えて、自動車のリハビリも加わります。自動車が運転できるようになるかどうかは、行動範囲の拡大と共に、社会復帰においては非常に大きな意味を持ちますので、残存能力との兼ね合いを考えた上で行っていく必要があります。

 

 

 

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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