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脊髄損傷でも元の職場に復帰できる?障害のある体…復職に立ちはだかるシビアな現実

 

脊髄を損傷するということは、脳から全身への指令系統が障害されるとともに、全身かの反応を脳に伝えられなくなるということです。どれくらいの損傷で、どの部分が損傷されたのかにもよりますが、その結果半身不随や麻痺の残る体になってしまうと、生活に非常に困難が生じるのは想像ができると思います。

 

脊髄損傷で職業復帰はできるのか

脊髄を損傷し、リハビリを受けた後で、職業復帰ができるかできないかというのは、その人によります。その人の能力、脊髄の損傷の具合は、職業復帰を大きく左右するものです。

脊髄損傷の後、職業の復帰が可能になる多くは、「胸髄以下のレベルの障害」の方だそうです。具体的には、

上肢機能には障害がなく

日常生活動作が自立してでき

通勤が可能である

条件を満たした人が多いということです。これが必要条件のわけではありませんが、こうした条件がそろっている方が有利に働くということです。

 

今までの職場に復帰する場合は関係性にも左右される

脊髄損傷の職業復帰で、それまで勤めていた職場に復帰を希望するとなったとき、上記の損傷の程度だけで職業復帰が決まるわけではありません。

職業復帰を左右する大きな要素のひとつが、それまでのポジションや、職場の人々との関係性です。実際に、たとえ上肢まで後遺症が残っていたとしても、その人個人の、能力が高かったり、希少であったりすることで、復帰が可能になる場合も多くあります。

 

もちろん就労内容にも左右される

上記とは逆に、後遺症の程度が軽く、高い能力を持っていたとしても職業復帰がかなわないこともあります。車いすで通勤するような場合、その車いすが職場に入れないなどといった、設備上の理由があるのです。あるいは危機管理上、どうしてもいざというときの危険が伴うといった場合にも、復職がかなわないこともあるのです。

 

 

脊髄損傷によって残った体の不自由だけで、職業復帰の可否は決まりません。会社側の都合として、障害があっても雇いたいと思うほどの人材かどうか、また会社に物理的な受け入れ態勢ができるかどうかといった、現実的な面がシビアに立ちはだかるのは避けられないでしょう。

 

 

 

 

(Photo by:足成 ) 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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