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脊髄損傷後、社会に復帰する環境を整えるためにする準備とは?障害者手帳、補装具、自動車免許…

 

背骨は脳が体を動かすための、非常に大事な部分です。医療は目覚ましく進歩していますが、残念ながら脊髄の損傷に対する治療効果の進歩はほとんど得られていません。背骨が折れた、脱臼したと言うことに対しては、手術方法などの成果が得られていますが、損傷に関しては昔とほぼ変わらないのだそうです。

 

脊髄損傷でも社会復帰をする

脊髄損傷で体に障害が残っている状態でも、社会復帰をしている人はいます。ただ、全ての人が社会復帰ができているわけではありませんし、希望する職業の内容と自分の障害が合わないということもありますし、障害によって自分の能力が生かせなくなったケースもあります。

 

社会復帰の準備に必要なものあれこれ

脊髄損傷をして復学や、復職、家庭への復帰などを考えたとき、それまでの方法では到底かないません。ですから、復帰できる環境を整えてあげる必要があるのです。では具体的にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

身体障害者手帳の取得

脊髄損傷を受け、福祉のサービスを受けるためには、身体障害者手帳の交付を受ける必要があります。

申請するための書類は、市区町村の窓口で入手するこができ、都道府県によって異なりますが受傷から1ヶ月~半年ほど経てば申請できます。また、ソーシャルワーカーさんに相談して、行うこともできます。

申請すれば1か月程度で交付されるようです。

 

補装具の支給

補装具というのは、車いすや下肢装具といった、体の機能を補ってくれる道具です。

脊髄損傷の場合で、利用できる補装具支給制度は色々とあり、

自動車任意保険

労災保険

身体障害者福祉法

自動車事故対策機構の介護料

労災年金受給者福祉用具購入支援事業

受傷原因によって、どの制度が使えるかは違います。また、身体状況によっては利用できないこともありますし、利用可能時期も多くは症状固定後であったり、退院後であったりします。

 

自動車免許証の取得や更新

復職や家庭への復帰を考えたとき、通勤や生活の足としての自動車の運転は非常に重要です。

実際に運転をするためには、

車いすと運転席間の移動ができる

車いすの積み込みができる

手動アクセル・ブレーキ・ハンドル操作ができる

ことなどが必要になってきます。

新規取得の場合は、運転免許センターで、身体障害者適正相談を受ける必要があり、すでに免許を持っている場合には、運転免許センターで適性相談に行き、身体状況に応じて条件が付け加えられることになります。

 

 

まずは生活の基盤を固め、復帰に必要なものを揃えなければ、社会復帰はできません。就職などに向けた支援は、その人の働き方によって色々な種類のものがありますので、環境を整えた上でそうした制度も活用していくようにしましょう。

 

 

 

(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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