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介護・認知症

体力の低下や体温調節機能の衰えが原因?~高齢者の夏バテ~

 

体力の低下や体温調節機能の衰えなどが、高齢者が夏バテを起こす原因です。それらは加齢によるものが多く、避けにくい面もあります。そんな中で、脱水(水分不足)は工夫次第で避けられる要因です。にもかかわらず、脱水から夏バテや熱中症に至る高齢者は後を絶ちません。高齢者の脱水と夏バテについて説明します。

 

高齢者の体内は平常時から脱水気味

中年期までの大人では、体内の60~65%が水分なのに対して、高齢者では55%程度に留まります。体内に蓄えてある水分が少ないので、水分補給が滞ると即、脱水症状に陥ります。

 

高齢者自身による水分拒否が大きな問題

周囲が水分補給の重要性を説いても、高齢者自身が水分を積極的に取りたがらないケースも多々あります。以下、具体的に挙げます。

 

◆喉の渇きを感じない

暑さや寒さを感じにくくなるように、加齢によって口渇感に気づきにくくなります。本人は喉が渇いていないので、「水はいらない」と水分補給をしません。

 

◆トイレが近くなるのが嫌

高齢者には頻尿に悩まされている人が多く、水分を取りすぎてトイレが近くなるのではないか?と心配するようです。足腰が悪くてトイレに行くまで時間がかかる人、トイレ介助が必要な人、過去に失禁などの失敗をした人もトイレが近くなるのを嫌がります。

 

◆認知症など

認知症や脳血管障害、高齢者のうつ病などが原因で気分にムラが出て、水分を勧めてもかたくなに拒否するケースがあります。

 

水分補給の工夫

まず、どのくらい水分を補給できているかを測りましょう。高齢者が使う湯飲みやコップの容量を測り、1日の水分摂取量を割り出します。1000~1500ccに届かなければ、不足気味です。寝たきりなど自分で水分を摂れない高齢者には、目盛りつきの吸い飲みが便利です。

飲み物としてたくさんの水分を摂るのがつらい人もいます。食事の献立に汁物や野菜、オヤツに果物を取り入れるのが良いでしょう。ゼリー、寒天もおすすめです。

 

便秘や認知力の低下、倦怠感は脱水の症状かもしれません。ふだんの様子と違ったら、脱水を疑いましょう。

 

(Photo by:足成

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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