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メンタル

特定のものや状況を極度に怖がる「恐怖症」…暴露療法とはどんな治療法?

 

特定のものや状況を極度に怖がる恐怖症の治療では、主に薬物療法と認知行動療法が行われます。ここでは認知行動療法、その中でも特に効果的だといわれる暴露療法について説明します。

 

暴露療法とは

一言でいえば、「怖いものに少しずつ慣れていく」治療法です。恐怖症を、自分の力で治療していきます。「自分の力」といっても病院に行かずに治すというのではなく、自分が本来持っている力を利用して、医師の指導の下で治療していきます。うつ病や各種の恐怖症治療に有効です。

 

暴露療法の階層表

怖いものに「少しずつ」慣れていく場合、「どのくらい少しずつか」という設定が重要です。これを書き出したものが、階層表です。いきなり強い恐怖を感じるような設定では、逆効果です。あくまでも本人の症状に応じて、段階的に慣れていきましょう。

たとえば、「電車に乗るのが怖い」なら、次のような順で行います。

 

・電車の絵や写真を見る。

・電車の動画(ニュース・ドラマ・映画など)を見る。

・実物の電車を見に行く。

・駅に行ってみる。

・駅のホームに立つ。

・停車している電車に乗る。

・実際に乗車し、1駅ずつ乗車区間を延ばしていく。

 

暴露療法のポイント

不安や恐怖が強い場合は、できるだけゆっくり、少しずつハードルを上げていきます。無理をしないことは大切ですが、あまりすぐ諦めて逃げてしまうと、自信喪失してしまいます。「恐ろしい」と感じてからも、その状況に少し身を置くことが必要です。薬や誰かに頼りながらの療法では、薬や頼る人がいないと克服できない状況を新たに生み出してしまいます。あくまでも、自分の力で少しずつ克服しましょう。

 

暴露療法は、正しい方法で進めていかないと症状が悪化する恐れがあります。医師とともに行ってください。

 

(Photo by:足成

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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