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メンタル

抗うつ剤と同じような効果がある?!うつ病の治療には運動が効果的

  

うつ病は誰でもかかる病気です。うつ病の治療といえば薬物治療が主ですが近年、運動にもうつ病を改善、予防する効果があるとする報告が上がってきています。今回は運動とうつ病の関連についてご紹介します。

 

うつ病に対する運動の効果

うつ病に対する、運動の効果についての研究報告は1970年代からあります。大がかりな実験としては、1999年のアメリカにおいて行われた実験があります。この実験はうつ病患者の方156名を選び、3群に分け、各群において異なる治療方法を試しました。治療方法としては、抗うつ剤だけでの治療方法、薬は飲まずに運動だけでの治療方法、薬と運動の治療を両方行う方法です。

運動の内容は、中~ややきついといった強度の有酸素運動を30分間、週に3回16週間続けるといったものです。この結果、16週間後には抗うつ剤を使っていない運動だけ行った群でも抗うつ剤を使用した群と同じようにうつ病が改善しました。本当に運動だけでもうつ病が良くなるかどうかの化学的根拠は研究中ですが、メタボリックシンドロームを防いだり、体力増強もでき、お金があまりかからないなど運動のメリットはたくさんあります。運動ができる体調であれば行ってみてください。

 

運動の効果

心の健康に必要な生活習慣としては、睡眠があげられます。運動は睡眠を促したり、睡眠の質を向上させたりします。運動により睡眠の質が向上すれば、うつ症状の改善や予防に役立ちます。また、運動は体力を向上させます。うつ病によって休職や休学といった状態になると、家に閉じこもりがちになる方が多いです。通勤、通学で歩いたり、日中立ったり座ったりして筋肉を使っていたのが、極端に使われなくなります。そうすると筋力・体力が落ちてしまいます。筋力・体力が落ちたままだと復職、復学が難しくなるため、きちんと治して日常生活に戻りたい方は運動を行い筋力・体力を保ったほうがよいでしょう。

 

うつ病は、責任感の強い方や真面目な方がなりやすいと言われています。このような方は、仕事や家事などに追われて休息や適度な運動をする時間がとれていない場合があります。自分の健康のためにも休息や運動をする時間をとり、うつ病を予防したり、うつ症状を改善していきましょう。

 

(Photo by:足成

著者: いおさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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