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薬物依存症になったときの症状とは? 症例や後遺症など

 

法律での取り締まりが問題になっている危険ドラッグ(旧:脱法ハーブ)は、ドラッグの中毒者でも避けると言われているものです。

日本の特に若者の中で、多く使用されている危険ドラッグは、なぜ危険なのでしょうか。

 

毒性が強い危険ドラッグ

昔から世界中で使用されている「違法」なドラッグは、症例がたくさんあります。そのため副作用もある程度予測の範囲内でおさまりますし、治療方法もある程度確立されたものがあります。

 

これに対して危険ドラッグというのは、法を抜けるために、無理やり合成などを行い、化学構造を変化させたものです。そのため、どんな副作用が出るのか分からず、決定的な治療法もないという側面があります。

 

具体的な危険ドラッグの副作用

化学構造が違えば出てくる症状も違います。具体的に危険ドラッグを使用したことで見られる症状はいくつもあります。

 

危険ドラッグによる奇行・異常行動の例

・車の暴走運転で歩行者を引く

・自分の下大便を食べる

・下半身の露出

・3階の自分の部屋から飛び降りる

・自分の体に異物が入っていると思い込み、包丁で腹を切り腸を引っ張り出す

・救急隊員への暴行

・車で自爆事故

・住居侵入

 

危険ドラッグによる体調異変の例

・嘔吐後、意識不明になって死亡

・暴れながら、嘔吐を繰り返す

・突然暴れ出し、意識不明となり死亡

・全身がけいれんし、顔面蒼白で錯乱状態になる

・泡を吹いて倒れ、その後恫喝しながら暴れ出す

 

危険ドラッグによる幻覚・幻聴などの例

・「殺し屋がいる、殺される」と大声で叫び暴れる

・カーナビが警察に行くようにしか設定できない、と110番する

・暴力団に追われていると言って助けを求める

・1時間歩いても数十メートルしか進まないと主張する

・声に導かれて屋根にのぼる

・時計とエアコンに殺されると聞こえる

・壁際で誰かが自分を見張っている

・監視カメラで見張られている

・足にダニが入ってくる

・神のお告げがあった

 

 

沢山の例を挙げたように見えますが、これは一部の例にすぎず、実際に使ったときにどんな副作用が出るかは未知です。

程度も違法のドラッグよりも重く出ることも往々にしてあります。違法薬物同様、興味本位で使用して後悔するのはあなたです。

 

我慢できないつらさ?!薬物依存症になったときの症状とは

薬物依存症の症状は、理解できないほどのつらい症状だといいます。

 

禁断症状=離脱症状

以前は禁断症状と呼ばれていた薬物が身体からなくなったときに出る症状は、現在「離脱症状」と呼ばれています。これはけして依存症が治っていくときの症状ではありません。むしろ薬物の「副作用」というべき作用です。

 

かるい離脱症状

まだ薬物への依存症が軽度のうちには、つぎのような離脱症状が起こります。

・食欲がない

・吐き気

・不安で落ち着かない

・暑くはないのに汗が出る

こうした症状は、すでに薬物依存症へと進んでいることを示します。

 

重度の離脱症状

依存症が重度になると、さらに激しい離脱症状が引き起こされます。

・痙攣発作、まひ、震え

・眠れない

・失禁、下痢、嘔吐

・せん妄(幻覚、幻聴、方向等がわからない、意識の混濁、ぼけ症状など)

これらのうち、せん妄からくるイライラ、情緒不安定、怒りっぽい、暴力的になる、記憶障害などは、周囲にも多大な被害をもたらす大きな問題となります。善悪の判断もしっかりしなくなり、犯罪へ進みやすくなります。また、身体依存がつよい薬物の場合には、身体の中の異物感や異常な皮膚感覚などの症状などもおき、じっとしていられないほどの不快感を伴うこともあります。

 

離脱症状は基本的には身体症状として現れるものではありますが、精神依存を伴う薬物依存の場合には、こうした離脱症状と精神依存による判断力低下が絡み合い、さらに自己制御できない状態に陥りがちです。その恐ろしさを知り、依存症になるようなものにはけして手を出してはいけません。

 

芸能人など依存性薬物に苦しむ人々の症例まとめ

残念ながら、薬物依存を治す特効薬はありません。依存性薬物で特定の脳の神経をやられてしまうと半永久的に元に戻らないといわれています。

生涯、薬による副作用とフラッシュバッグと生きていくことになります。

 

依存性薬物に苦しむ人々についてまとめました。

 

▼依存性薬物をやめられなかった有名人のコメント

依存性薬物患者の思考には二種類あります。

・シャブは最高の薬だから、これで捕まるなら仕方がない、やめるなんて考えられない、罪悪感は全く感じないタイプ。

・やめたい…やめたい…と思いながらもやめられなくてズルズルと使用を続けてしまう自分に罪悪感を感じてしまうタイプ。

 

どちらのタイプにしても、一度はまってしまうと、なかなか抜けられないパターンが作り出されます。

 

◎やめられなかった 清水健太郎

依存薬物、四度目の逮捕後

「大事なものが何なのかまだわかってなかった。」薬物から抜け出すには「その人を心配してくれる人がいたら止まるんじゃないか」

 

(五度目のひき逃げ逮捕をへて)六度目の逮捕後

「刑務所を出た時は薬物をやめられたと思い違いをしていた。振り返ると、これまではやめる努力をしたことがなかった。今回は薬物依存という病気を治すことに専念する。」

2013年6月、7度目の逮捕されたが、元脱法ハーブで不起訴。

「もう懲りた、合法でも手は出さない」

同年7月、脱法ハーブで病院へ配送される。

 

◎「ドリームズ・カム・トゥルー」の元メンバー、西川隆宏

2回目の逮捕後

「購入を勧められ、すっきりして疲れが取れることを思い出し、再び使った。」

 

 

▼依存性薬物に戻ってしまうきっかけ

「自分はやめれたんだ」「今回はすごく疲れてるから、一度だけなら見つからないだろう。」そう考えることで、また手を出してしまう人が多いようです。

・LSDを使って8回目。幻覚症状で飛び降り後、回復。薬物乱用は止まらず、3回目の逮捕出所後、13年経過、合法ドラッグなら大丈夫と思って使用。違法薬物乱用に逆戻りする。

・17歳から薬物乱用。刑務所に1年半服役。仕事がうまくいかず再び乱用で逮捕。「今さえよければいい、と思った。」

・好きな人ができて麻薬をやめ、数か月後に結婚。結婚して7年間はぜったいやらないと、昔の仲間からも離れていましたが、ある時遭遇。麻薬道具をもらい、気が付いたら注射していました。その場で捨てればよかったのに捨てずにいて、数か月後、また連続使用がやめられなくなりました。

 

▼依存性薬物の後遺症との戦い

 依存性薬物は乱用すると後遺症が残ります。その後遺症証言をまとめました。

・シンナー乱用をやめてから1年後、ずっとぼーっとしていて、集中力低下、意欲低下で長期入院。(脳に治らない障害がみられた)

・覚せい剤で退院後、3年たっても、頻繁に今、何を話しているかわからなくなる。

・薬物をやめて1年後、自分の家が思い出せないことがよく起こる。

・薬物の乱用をやめてからも、ずっと死にたい自分と戦い、リストカットを頻繁にしてしまう。

・やめたあと、10年たつのに、ひどいフラッシュバックに悩まされている。特にお酒をのむと、異常な幻覚が出て、人を殴ったり、店の中で破壊行為をすることがある。

・覚せい剤の使用で虫歯が悪化し、私は前歯がない。

 

▼依存性薬物からぬけだそうとする女性例

私が個人的に知っている症状例です。

 

家庭の環境から家出

彼女はアルコール依存症の父と、その父に虐待される母の間で育ちました。家に帰っても、両親は喧嘩ばかり。18歳で25歳の社長業の男性と交際。父親の愛に飢えていた彼女は幸せで、彼の家で暮らしだしました。

 

薬を恋人から勧められ・・・

しばらくすると、彼が覚せい剤中毒であることを知ります。セックスの前に副作用はないからと、MDMAの使用を教えられました。半年して、彼の事業が傾くと彼は、彼女に覚せい剤を覚えさせ、風俗で働いてくるように指示します。いやいや従いながらも、覚せい剤中毒に苦しむ日々。

 

幻覚からの自殺

母親はそれに気づいていましたが、警察には通報せず、どうしていいかわからないと言って、放置しました。さらに半年後、彼女にとっては幸いにも、彼が幻覚症状で飛び降り、死亡しました。彼が死亡した後、彼女は両親の元に戻りました。

 

家族の支えで少しずつ回復

母親の熱心な世話も功を奏して、覚せい剤をやめていくことができました。現在は父親の暴力から逃れる為、両親は離婚。母と二人暮らしでいますが、情緒不安定や記憶力が散漫なため、定職にもつけず、何度もリストカットを繰り返しながら、現在も病院へ通う日々です。

 

 

薬物を使用するきっかけは本当に簡単なものです。女性ならほとんどが薬物使用者との交際や、仲間からの乱交の誘いからはじまるようです。

 

 

一度味わった薬物による興奮は日常では得難いため、つらいことがあると、衝動的に薬物に手を出したくなるようです。誘惑に負けない為には、自助グループに入って、そういった誘惑を常にリセットしながら、生活していくことがとても大切です。

 

依存性薬物!脱法ハーブの後遺症状まとめ

「一回くらい大丈夫」「友達だから、彼女なんだから一緒に楽しもうぜ」 そんな誘惑に軽い気持ちで使ってしまった・・・

脱法=捕まらないことで、安心感があり、症状が強くないからと、繰り返し使用。しかしそれは、何年も後遺症をのこし、つらい日々の始まりになることも・・・

脱法ハーブの主な後遺症状をまとめました。

 

▼脱法(合法)ハーブの背景

ネットで検索すると、ハーブ、お香、バスソルトなどと、気軽な表示で、私でも買えそうな扱いでした。主に性的興奮目的での個別ネーミングが多く、若者が興味をもちそうなアングラ感がただよっていました。

 

繁華街で[HARB]と書いた、大きな看板やのぼりを掲げる店でも買えるそうです。「SPICE」と表記されてる場合もあります。

 

▼安価で手に入れやすい

1パックに1~3g程度の乾燥植物が入っており、4000円~5000円が主流です。 とにかく、簡単に買える。それが被害拡大の一番の要因のようです。

 

▼脱法ハーブの原料

脱法ハーブは、乾燥したなんらかの植物に、合成カンナビノイドという化学成分を添加したものが主流です。大麻そっくりの作用とうたって売られています。実際に合成カンナビノイドは大麻の成分に似た働きをする化合物です。大麻よりも成分が強く、強力な副作用がでます。

 

▼脱法ハーブとその仲間

ハーブのほかに、「リキッド・アロマ」、「フレグランス・パウダー」があります。大麻に似たハーブと違い、また別の薬物がはいっているもので、これらは「バスソルト」「アッパー系のパウダー」などと呼ばれることもあり、成分の解明が追いつかないほど、次々に新しい成分配合のものが出てきています。体温や血圧上昇、多用すると健康被害や死亡事故が多数報告されています。

 

なかには、LSDやマジックマッシュルームも混ぜられ、合法といいながら、中身が非合法なものでできていることもしばしばあります。

 

▼脱法ハーブまたはその仲間による後遺症

まだまだ最近のため、公式の集計がなく、ざっくりとした後遺症報告を羅列します。

 

◎ハーブ被害

・鬱とパニック障害、自律神経失調症、健忘症になり、治療にかよって六年目。

・耳鳴りがとまらず、身体のふるえも頻繁におこりつづける。

・一回使用しただけで、何か月もたつのに、たまに思考能力が低下、自分が何を話しているかわからなくなることがある。

・神経がおかしくなり、気が付いたら、脱糞していることがずっと続く。

・一回吸った後、白髪が倍増した。

 

◎合成パウダー被害

・ひどい脱毛、はげ

・独り言ばかり言ったり、二重人格のようにいろんな自分がでてくる。

・記憶障害

 

▼まとめ

大麻に似た作用というのは嘘。大麻よりも強烈な副作用に苦しむようです。単に法律が追いついてないだけですから、手を出すのは本当にやめましょう。

 

依存性薬物を摂取した時の症状とは

依存性の薬物には神経系に作用し、神経を興奮させるもの、そして神経の機能を抑制させるものに分かれます。前者には、コカイン・MDMA・LSD・たばこのニコチンなどが含まれ、後者にはヘロイン・モルヒネ・アルコール・シンナー・マリファナ・ハッシッシなどが含まれます。これらの薬物を摂取することによって現れる症状には2つの場合があります。一つはこれらの薬物乱用時の症状、そして、もう一つは薬物が体内から少なくなることで生ずるいわゆる離脱時の症状です。どのような症状が起きるのかみていきましょう。

 

<神経系に興奮を与える薬物の症状>

乱用時の主な症状

瞳孔散剤

血圧上昇

興奮・不眠

食欲低下

けいれん発作

 

離脱時

脱力・抑うつ

焦燥

過眠

集中困難

 

それでは、もう一つのタイプの乱用時・離脱時の症状にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

<神経系の働きを抑制させる薬物の乱用時の主な症状>

乱用時の主な症状

鎮痛・便秘・呼吸抑制・血圧低下・酩酊・尿失禁・運動失調・眼球充血など

 

離脱時の主な症状

不安・不眠・焦燥・けいれん発作・せん妄

 

<薬物依存症に対する治療>

一部の身体的に現れる症状に関しては薬物による治療が可能です。しかしながら、薬物依存を解消することのできる薬物による治療は現在のところ開発されておりません。現時点でベストな方法は依存している薬物を絶ち続けることなのです。だからといって、自分自身の決意だけで薬物を絶ち、回復することは極めて困難といってよいでしょう。また、精神科で行うカウンセリングにも限界があると言われています。カウンセリング中やその直後は薬物をやめる決意ができていたとしても、また薬物に手を出してしまう人間が多いのも事実です。そのため、アメリカなどでは治療共同体と呼ばれる治療施設での治療も盛んに行われ、薬物依存からの回復者が生まれています。

 

 

一度薬物依存になるとなかなか抜け出すことができませません。軽い気持ちで手を出して、一生を棒にふるわないように気を付けましょう。

 

覚せい剤や大麻より危険な場合も?!危険ドラッグ(=合法ハーブ)と大麻にはどんな違いがあるの?

最近、危険ドラッグ(=合法ハーブ)などに関係する事件が多く起こっています。このような危険ドラッグ(=合法ハーブ)には種類などがあるのでしょうか?今回は厚生労働省が発表している記事を参考に危険ドラッグ(=合法ハーブ)と大麻などに違いについて紹介します。

 

成分による違いは?

危険ドラッグ(=合法ハーブ)のメインの成分にはさまざまな化学物質があります。さまざまな物質がありますが、これらの物質がもつ作用は大麻や覚せい剤等に類似しており、脳の興奮または抑制作用による幻覚や錯乱などの精神症状を起こしたり、強い依存を起こしたりします。危険ドラッグ(=合法ハーブ)がなかなか取り締まりきれないのはさまざまな化学物質が上記のような効果をもっており、全てを把握しきれていないためです。

 

危険性は?

危険ドラッグは覚せい剤や大麻と同じ症状を引き起こします。しかも、違法である覚せい剤や大麻より危険な物質が含まれている場合があります。なぜかというと、覚せい剤や大麻など法律で規制されている薬物はこれまでの研究から心身に及ぼす悪影響などがだいぶん分かっていますが、危険ドラッグは研究がほとんど進んでおらず、原料に何が使用されているか、心身にどのような影響を及ぼすかなどが全くわからないためです。危険ドラッグを使用して重体になったり、死亡したりするケースも発生していることが報道されています。

 

 

危険ドラッグ(=合法ハーブ)は大麻や覚せい剤と異なり成分が確定していないものも多くあります。規制されていなくても、医療機関や薬剤師のいる店以外で購入した薬品には大きな危険が含まれている場合があります。薬品は医療機関や薬剤師のいる店以外で購入しないように気をつけてください。

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-06掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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