妊娠・出産
不妊治療の病院デビューはいつから?どこで?夫婦で考える妊活
待ち望んでいるのになかなか妊娠しない…もしかして不妊?
一度考えだすと次々と悩みが出てきて、そのことが頭から離れないような状態になるかもしれません。
不妊の定義
日本では「避妊をしていないのに、2年以上にわたって妊娠しない状態」のことを言います。
ちなみにアメリカでは「1年以上にわたって妊娠しない状態」のことを言います。
一般的に30歳以下の夫婦が正常な性生活を営んでいる場合は、6ヶ月以内に約65%、1年以内に約80%、2年以内に約90%が妊娠すると言われています。
不妊の夫婦は7組に1組と言われていますが、晩婚化の影響を受けて確率が高まってきています。
思い立ったら早めの受診
思い立ったら迷ってる場合ではありません!
検査してもらいましょう。
2年待たなくてもいいのです。
半年~1年たったらそろそろ受診してもいい頃です。
気負いせずに、「自分の状態がどうなってるか検診してもらおう」くらいの気持ちで大丈夫です。
思いがけない不妊原因が見つかっても、様々な選択肢が用意されています。
一人で悩まずに、夫と、医師と、相談しながら対応を考えていけばいいのです。
ただし、下記の場合はすぐにでも病院に行って検査を受けてもいいでしょう。
〈女性〉
・生理不順
・強度の生理痛
・不正出血
・卵巣の手術歴 など
〈男性〉
・セックスの回数が少ない
・精液の量が少ない
・精液の色が黄色い
・性病の病歴がある など
早めの受診がよい理由
・不妊検査に時間がかかります
・一連の不妊検査を終えるまでに2~3ヶ月かかります
・不妊治療にも時間がかかります
・排卵日にタイミングを合わせて治療を行うため、一般不妊治療を行うと1年くらいかかります
・一般不妊治療で妊娠兆候がなかった場合は、高度不妊治療にステップアップして治療を行うこともあります
・年齢とともに卵子の数が減少してくるので、早めのほうが妊娠の可能性が高くなります
焦りすぎでストレスをためてしまうと、悪影響を与えかねません。
ゆったり構えて、素早く行動!
思い立ったら夫婦ふたりで一緒に受診に出かけてみてください。
不妊治療の病院の種類
不妊治療を行っている医療機関は、産婦人科医院、総合病院や大学病院内の産婦人科、不妊専門の病院や不妊外来に大別されます。
多くの人がまず行くのは、一通りの検査が受けられて、数も多い産婦人科やレディースクリニックと呼ばれる病院ではないでしょうか?
男性の不妊症の場合も産婦人科で診てもらうことができますが、一部の検査や手術などの治療は、泌尿器科や男性不妊の専門病院になる場合もあります。
病院を選ぶ際には、治療方針や治療の範囲、雰囲気などを知るために、ホームページを参考にしたり、実際に電話してみたりして決めましょう。
産婦人科医院の特徴
産婦人科は不妊治療を扱う医療機関としては最も数が多く、不妊相談で初めて訪れる場合でも気分的に行きやすいのではないでしょうか。
産婦人科でお産も扱っている病院では、不妊治療から出産まで同じ医師が担当する場合が多く、安心感があるというメリットがあります。
しかし、男性不妊の場合、検査はできても細かい指導や外科治療は行っていない場合が多く、泌尿器科系の病院や男性不妊を扱う別の病院を紹介されることもあるようです。
また、すべての産婦人科医が不妊治療を得意としているわけではありません。
総合病院(大学病院)内の産婦人科の特徴
総合病院では、産婦人科や泌尿器科など複数の科が連帯して不妊治療にあたってくれます。
手術などの外科治療に強く、不妊の原因治療を得意とします。
自費診療の価格設定は、他の個人病院などと比べると安いというメリットがありますが、曜日によって担当医が変わったり、初診時に紹介状がなければ「特定療養費」として数千円支払わなければいけません。
不妊専門の病院の特徴
大学病院などで不妊治療を行っていた医師が開業するケースが多く、不妊治療を特に得意とする産婦人科医の診察を受けられるというメリットがあります。
また、泌尿器科などの他の医療施設と連帯して治療を行っている場合が多いです。
設備やカウンセリングなども充実しており、そのような点を重視される方にはよいでしょう。
しかし、一般的に治療費は高めに設定されている場所が多いようです。
情報を集めて、病院を決めましょう
不妊治療は、人によっては数年かかることもある長い治療です。
そのため、医師との相性や設備や雰囲気といった病院に対する満足度は、とても大切になってきます。
病院を決定する前には、色々な情報を集めて2人で慎重に選びましょう。
(Photo by:http://www.ashinari.com/2012/12/31-374671.php?category=404 )
著者: カラダノート編集部