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健康診断・健康管理

数ミリから数センチのしこりが!甲状腺エコー検査と甲状腺ガンの種類

甲状腺エコー検査で発見される病気のうち最も重大なものは、ガンではないでしょうか。甲状腺のガンにはどのようなものがあるか、まとめました。

 

ガンは甲状腺エコーにどう映るか

数ミリから数センチの結節(しこり)が、甲状腺エコーで発見されることが多いようです。輪郭が不鮮明で黒っぽく映ると悪性の可能性が高いといわれます。結節があっても、大部分が良性なので、まずは詳細な検査を受けましょう。

 

甲状腺にできるガンの種類

・乳頭ガン

甲状腺にできるガンの9割を占めます。40~50代の発病が多く、特に女性は男性の7倍以上も患者がいます。ガンの中では予後が良好で、進行も緩やかです。手術を受けた人のうち、10年後の生存率は90%以上です。原因は不明ですが、乳幼児期の被爆が一因ではないかという説があります。

 

・ろ胞ガン

甲状腺ガン全体の5~8%を占め、乳頭ガンの次に多いガンです。40~60歳代の女性の発病が目立ちます。進行速度はゆっくりですが、骨や肺などに転移することがあり、生存率は乳頭ガンよりも低めです。

 

・髄様(ずいよう)ガン

甲状腺ガン全体に占める割合は1~2%と低めです。遺伝子異常によって発症する可能性があり、髄様ガンのうち2~3割が遺伝子異常だといわれます。染色体の「RET遺伝子」に変異が起こると、100%発症します。遺伝子が関係しているので、親族に髄様ガンの患者がいるなら発症のリスクが高いでしょう。「家族性甲状腺ガン」といわれます。

RET遺伝子の変異を調べ、異常があれば予防的に甲状腺を切除することができます。遺伝子検査によって早期診断・治療・予防が可能なガンです。

 

・未分化ガン

非常に進行が早いガンです。男性の発症数1に対して女性が1.5と、ほかの甲状腺ガンに比べて男女比に大きな差がありません。大部分は、乳頭ガンからの移行による発症です。

 

甲状腺ガンには生存率が高いもの多く、早期治療が重要です。定期的な検査がポイントになるでしょう。

 

(Photo by:足成

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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