カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 健康診断・健康管理 >
  3. 検査項目 >
  4. もしかして悪性リンパ腫?~リンパ節エコー検査で早期発見!方法や注意点など

健康診断・健康管理

もしかして悪性リンパ腫?~リンパ節エコー検査で早期発見!方法や注意点など

リンパ節の腫れやしこりのうち、最も気になる病気が悪性リンパ腫や白血病などの悪性腫瘍ではないでしょうか。

リンパ節エコー検査と悪性リンパ腫についてまとめました。

 

悪性リンパ腫とは

血液・リンパのガンが悪性リンパ腫です。ひと口に「悪性リンパ腫」といっても、その種類は30以上に分類されます。治療法や進行速度がそれぞれ異なるので、リンパ節に異常を見つけたら、早めにエコー検査などを受けましょう。

 

リンパ節に現れる異変

リンパ節の腫れや小さなしこりから、病気に気づくケースが多いようです。ごく初期では、どこか1つのリンパ節が腫れるくらいで、ケガや風邪による腫れと混同しがちです。

 

小指の先大から大豆程度のしこりができることもあります。しこりが1cm以下なら悪性リンパ腫の可能性は低いといえますが、2cm以上なら要注意。短期間でしこりが大きくなる、長期にわたって消えない、数が増えるなどの変化が起こったら、すぐに受診しましょう。

 

進行すると、2箇所以上のリンパ節が腫れます。上半身または下半身のみのリンパ節が腫れ、さらに進行すると上半身、下半身両方のリンパ節が複数腫れます。これは、ガンが広がっていると考えられます。

 

リンパ節エコー検査と悪性リンパ腫

エコー検査は、各種の画像診断のうち、最も手軽で安全性が高い検査方法です。しこりや腫れがあれば、まずはリンパ節エコー検査を受けるのが良いでしょう。

 

その際、精密検査の必要があると認められれば、ほかの検査も行います。悪性リンパ腫が強く疑われる場合は、生検を実施します。生検は組織を採取する方法で、リンパ節生検、骨髄穿刺、脊髄検査などがあります。

 

悪性リンパ腫の診断には、複数の検査が必要です。リンパ節エコー検査は、その1つに過ぎませんが、手軽に受けられるので、異変があればすぐに検査しましょう。

 

悪性リンパ腫は早期発見が難しい病気です。エコー検査を気軽に受けてみることが、早期発見・治療に結びつきます。

 

リンパ節エコー検査の方法と注意点

リンパ節エコー検査は、痛みや肉体的負担なしでさまざまな病変を調べることができます。最も一般的な頚部(顎から下の首全体)エコー検査の基礎知識と、注意点をまとめました。エコー検査を受ける際の参考にしてください。

 

エコー検査とは

超音波(人間は聴くことができない、ごく波長の短い音波)を体にあて、それが反射する音を画像化します。体を傷つけずに臓器や組織を調べることができます。痛みや害はありません。妊婦検診で胎内の赤ちゃんの様子を調べる際に使われます。このことからも、非常に安全性が高い検査といえ、複数回の検査を繰り返しても大丈夫です。

技術の進歩により、小さな病変や超音波の届きにくい場所の様子を詳細に観察できるようになっています。

 

リンパ節エコー検査で分かること

・血流速度。病変部分の活動性。

・リンパ節の腫れ、炎症。

・腫瘍の有無。腫瘍があれば、大きさや数、位置。

 

エコー検査の流れ(頚部)

検査室に入り、検査用の椅子に座ります。美容院のシャンプー台のようなリクライニング式の椅子で、仰向けになって首をそらせるような体勢になります。画像を診やすいよう、検査室は暗くしてあります。

プローブという超音波探触子をあて、検査が始まります。プローブが首に密着するよう、ゼリーを首に塗布します。検査に要する時間は、5~10分。検査結果の画像ができるまでは、20~30分程度でしょう。

 

検査時の注意

頚部エコー検査では、首周りを露出しやすいような服装で行きましょう。アクセサリーなどはあらかじめはずしておきます。リンパ節のしこりや腫れを感じるなど、ひごろから気になっていることがあれば、検査前に伝えておきましょう。

 

検査前の食事や服薬は、ふだんどおりで問題ありません。リンパ節エコー検査は、簡単で安全な検査なので、気になることがあれば気軽に検査を受けましょう。

 

リンパ節が腫れる病気~気になったらリンパ節エコー検査を受けよう!

リンパ節の異常で最も気づきやすいのが、腫れや炎症です。まずはリンパ節エコー検査を受け、腫れや炎症の原因を明らかにすることが大切です。

 

腫れや炎症をともなう病気には、どのようなものがあるでしょうか。代表的なものを挙げます。

 

化膿性リンパ節炎

体内に侵入した細菌が増殖し、リンパ節が炎症を起こします。痛みや腫れ、皮膚の赤みも生じることがあります。

 

首のリンパ節炎では、扁桃腺炎や上気道炎の原因でもあるブドウ球菌や溶連菌が炎症を引き起こしているケースが目立ちます。抗生剤投与による治療が有効です。

 

ウイルス性リンパ節炎

ウイルスが原因で、リンパ節に腫れや炎症が起こります。化膿性リンパ節炎との違いは、複数のリンパ節が同時に腫れる点です。

 

抗生剤が無効で、自然治癒するため、よほど重症でない限り治療は不要です。

 

亜急性壊死性リンパ節炎

発熱と頚部リンパ節の痛みと腫れが特徴です。原因は不明で、自然治癒します。

 

猫ひっかき病

猫のバルトネラ・ヘンセラ菌が原因で起こる、人獣胸痛感染症です。保菌している猫の糞便から検出されます。糞便中の菌が猫の歯や爪に付着し、その歯や爪にかみつかれたり引っかかれたりした人間が感染します。猫間の感染は、ネコノミというノミが媒介します。

 

猫に引っかかれたり咬まれたりした箇所が10日後くらいに赤く腫れたら、猫ひっかき病かもしれません。手に傷ができれば脇の下、足なら鼠径部が腫れることが多いようです。頚部のリンパ節が腫れることもあります。

 

ほかにはリンパ節の痛み、皮膚の発赤、関節痛、微熱が長引くなどの症状も見られるでしょう。症状はすぐには治まらず、数週間から数ヶ月かけて完治します。免疫力が低下している人は、重症化することもあるので要注意です。

 

リンパ節が腫れる病気は多く、その区別は一般の人には付きづらいでしょう。異常を感じたら、まずはエコー検査を受けてみましょう。

 

頸動脈エコー検査のプラークスコアって何だろう?プラークスコアは油汚れの厚み!?

脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因となるのが動脈硬化です。血管が柔軟性を失って、内部に脂汚れがついたような状態になるのが動脈硬化のもっとも大きな特徴です。

そんな動脈硬化の中でも頸動脈についてわかるのが頸動脈エコー検査です。

 

●プラークスコアは油汚れの厚み

プラークというのは、そもそも動脈の中にある内膜と中膜の厚みのことを指しています。簡単に言えば血管の中の脂汚れがどれだけあるかの数値です。

具体的には、左右の頸動脈をそれぞれ4分割して検査し、プラークの高さ(mm)がどれくらいあるかを確かめます。

 

1.1mm以上から注意が必要

人間の体は老化とともに変化しますので、プラークについてもそれは変わりありません。

年を取ると誰でもプラークが厚くなることが多いですが、健常者の場合は1.0mmを超えることはまずないとされています。

 

・1.1-1.7mmのプラーク

健常者に比べてプラークが厚め。食習慣でコレステロールコントロールなどをしていく必要あり。

 

・1.8-2.0mmのプラーク

食習慣改善が必要。それに加えて血液をサラサラにするための投薬も検討される。

 

・2.1mm以上のプラーク

厳しい食事療法が必要。それに加えていくつかの製剤によって血液の状態をコントロールする。

 

プラークスコアは高ければ高いほど、心筋梗塞や脳梗塞の危険性も高まります。

頸動脈エコーに関して言えば、脳梗塞のリスク判定には単体というよりも複合的な意味で役立つ存在です。

頸動脈エコーの他に脳MRIなども通して、総合的に脳梗塞のリスク判定を行います。

リスクが高いと言われた場合にも食事改善、生活習慣改善、投薬などでリスクを減らすことは出来ますので、総合的な暮らし方の見直しを行ってください。

 

ガンの転移を確かめるのに最適な頸部リンパ節エコー検査

ガンは悪性腫瘍とも呼ばれ、腫瘍には悪性と良性があります。悪性腫瘍の場合は見つけた時点で早く治療しなければいけませんが、良性腫瘍の場合はしばらく様子見ということもあります。

これは悪性腫瘍が『転移して広がる』という性質を持っているからです。

そんな転移を確かめるのによいと言われるのが頸部リンパ節エコーの検査です。

 

●頭頸部ガンの頸部リンパ節転移

ガンの治療で重要なのは、もともとあるガンに対する治療をするだけではなく、転移を防ぐことにあります。

頸部リンパ節エコーで主にわかるのは頭頸部(頭と首)のガンがリンパ節に転移しているかどうかです。

リンパ節転移があると、今度はリンパ管を流れてガン細胞が全身に回ってしまう可能性があります。

そのため、頭頸部ガンの病期(ステージ)は、頸部リンパ節に異常があるかも重要な指標とされています。

 

●頭頸部ガンってどんなものがあるの?

頸部リンパ節エコー検査によって転移の程度がわかる頭頸部ガンですが、具体的には咽頭ガン、甲状腺ガン、耳下腺ガン、舌癌などがあります。

日本人がかかりやすいガンは胃腸系が多く、頭頸部ガンは全体の5%程度とされています。

 

●適宜行われる頸部リンパ節エコー検査

ガンの治療中には体の免疫力を確かめたり、普段の生活に戻れるかどうかを確かめるためにさまざまな検査が行われます。

その中で頸部リンパ節エコーも適宜行われるので、頭頸部ガンを患う方にとっては馴染み深い検査になるでしょう。

エコー検査には痛みがなく、頸部リンパ節エコーの場合も痛みはほとんどありませんので、採血や組織検査に比べると負担が少ないです。

 

頸部リンパ節エコー検査はガンの治療中だけではなく、リンパ節そのものの異常を見るためにも行われます。

エコーだけでわからなければ細胞診などの検査をさらに追加します。

 

頸部リンパ節エコーで引っかかった!?でも心配のない場合もあるんです

頸部リンパ節エコーで頸部リンパ節に腫脹(腫れ)があるとされても、心配のない場合もあります。

問題はその頸部リンパ節腫脹がどのような病気によって起きるかということです。

 

●リンパ節の腫れ自体は珍しくない

頸部リンパ節に腫れが出来ることはけして珍しくはなく、ほとんどの人がこれまでの人生で頸部リンパ節腫脹を体験しています。

例えば、風邪気味のとき、虫歯治療をしているとき、鼻の病気にかかっているときなどは頸部リンパ節腫脹が出来やすいです。

もちろん、これらは大事に至るケースはまれですので、頸部リンパ節腫脹があっても心配は要りません。

 

●問題となるのは悪性リンパ腫やリンパ節転移です

虫歯による一時的な頸部リンパ節腫脹、風邪による頸部リンパ節腫脹には大きな心配は要りませんが、一方で問題となるのが悪性リンパ腫やガンのリンパ節転移などです。

これらのリンパ節の異常がみられる、ということは全身に与える影響が大きいことをも表しています。

ガンのリンパ節転移の場合は、放っておくと全身のあらゆる場所にガン細胞が転移することにもなるのです。

腫瘍や悪性リンパ腫の疑いがある場合は、その旨を医師が告げて、一刻も早く原因となる腫瘍を取り除いたり、病巣への治療を行います。

 

頸部リンパ節エコーを受けて『頸部リンパ節腫脹あり』とされた場合でも、医師から特に病気の宣告や治療・検査の必要性を説かれていない場合は心配ありません。

健康であっても、一時的な理由によって(風邪など)頸部リンパ節腫脹が見られるケースは多いからです。

どうしても気になる場合は、頸部リンパ節腫脹ありとあるが、問題はないのか、健康上は影響はないのかを医師に確認してみるのもよいかもしれません。

(Photo by:http://www.ashinari.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-11掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

検査項目に関する記事

エコー検査でわかる病気~経食道心、甲状腺、心臓のエコー検査とは?その費用や検査など

  心臓の検査といえば心電図、心臓エコーなど主に胸のあたりを検査する方法が馴染...

RFの値を調べる定性検査と定量検査って?その数字を知っておこう!

  血液検査で分かるものにRF定量値という数値があります。これはリウマトイド因...


健康診断でわかること~末梢神経伝導検査と運動負荷試験の検査方法や費用など~

  末梢神経伝導検査は手か足に電気刺激を送って神経の様子を調べる検査で、筋電図...

X線検査による健康診断~胃部X線検査の注意点や胸部X線検査について~

健康診断の胃部X線検査では胃がんや胃潰瘍など胃の内部で起きている問題を素早く...

カラダノートひろば

検査項目の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る