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更生保護施設の新たな取り組み~薬物などの依存症に対して~

建物1

全国に104箇所ある更生保護施設。昨今の社会情勢によって施設入所者の状況が変化してきています。

 

更生保護施設とは

刑務所から仮釈放、満期出所をした人、少年院をでた人、刑の執行猶予を言い渡された人の中には、頼るべき親族や公的期間から援助が受けられない場合があります。この人達を保護、支援して再出発を支援する施設です。現在、刑務所から出所した人の6分の1の人が保護を受けています。成人男性中心に対象としている施設、女性だけ、少年だけという施設もあります。

元々はこのような人のために、経済的社会的自立を支援することが目的となっていましたが、現在は精神的な問題がある人、高齢者、障害者など社会に適応することが困難な人、また薬物などの依存症の人が増えてきました。

 

新たな取り組み

無事施設を退所しても、残念ながら同じ過ちを繰り返してしまう人もいます。薬物依存症である人はこの傾向が非常に強く、人数が多いのも特徴です。刑事施設に収容されている女性のうち約40%が、薬物に関連した犯罪によるものと言われています。このような人に対しては、社会的経済的自立の支援だけでは再犯を防ぐことは難しいのが実際です。そのような人のために、認知行動療法を取り入れた薬物離脱指導プログラム、教育プログラムを実施しています。

 

プログラムの一例

〈例:不安やストレスの開放のために薬物を使用していた〉

・グループでの対話、面談で認知のゆがみを改善していきます

・不安やストレスが強い時の気持ち、薬物を使用した時の気持ちを振り返り

・なぜ使用してしまったか、なぜ再度使用してしまったかを考え

・他の考え方はないか、他にはどんな行動がとれるかを考え、行動にも移してみます

・自分自身で考え方(認知)、行動を変えることで自分自身をコントロールして、回復を目指します。

 

更生保護施設は、法務局から委託を受けた法人だけでなく、地域の民間ボランティアや協力雇用主が支えています。更生保護自体も社会全体の課題となっています。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/01/07-374836.php?category=46 ) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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