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気になる病気・症状

感染経路が食品だけとは限らない!腸管出血性大腸菌の感染は「動物から直接」もある!?

 

「O157」というと、夏に注意するべき感染症というイメージがあると思います。では感染予防のためには何を気をつけるでしょうか。

 

腸管出血性大腸菌は何から感染する?

大腸菌はヒトや動物の大腸の中にいる菌のことです。生物の体の中にいる菌ならば、そうそう生物に対して悪い影響を及ぼさないように思えますが、全ての菌がそうではありません。

夏に発生するO157などの、腸管出血性大腸菌の感染は、主に食品からの感染で起こります。牛肉や牛レバーなどの生食、そして加熱が不十分な肉類に、腸管出血性大腸菌が付着していて、それを食べることによって症状が出てしまうのです。

 

動物からの直接的な感染例

食品からの感染ばかりだと考えていると、他の感染経路を見失うこともあります。ここでは動物からの直接的な感染事例をご紹介します。

 

「ふれあい体験」での感染

牧場でのふれあい体験が、感染源を示唆されるケースがあります。

ふれあい体験の内容は、「牛の搾乳」および「給餌」などで、ある小学校の社会科見学において行われました。その後、患者の発生が続発したことによって、牧場で牛に触れあったことが原因だと推察されています。

 

学校で飼育していた羊からの感染

小学校で飼育されていた羊から、感染が考えられるケースもあります。

患者の発症から他の生徒の発症がなく、集団感染の可能性が低いとされていました。その後の調査で、学校で飼育している羊からの感染が疑われ、羊の糞便を検査したところ、羊から検出された腸管出血性大腸菌と、患者から検出されたものが同一のものがと判断されました。

 

 

こうした事例があるからこそ、人と触れ合うことのある家畜の衛生管理の必要性がより高められています。ですが、それ以前に、「ふれあい体験」などで動物を触ったら、しっかりと手を洗うことなど、基本的なことを徹底したいものです。

 

 

(Photo by:足成 ) 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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