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妊娠・出産

男性の妊娠力って?!「男性の妊活」でできること・注意すべきこと

妊活を通じて妊娠力を高めようという特集が雑誌などでも取り組まれていますが、これは決して女性だけの話ではありません。

実は男性も妊娠力を高めなければいけないのです。

 

では男性の妊娠力とは何なのか、そして男性の妊娠力を高めるためには何に気をつけるべきでしょうか?

 

男性の妊娠力とは?

男性の妊娠力とは何でしょうか?

男性は自分が妊娠するわけではありません。男性の場合、パートナーの妊娠で問題になるのは、男性が女性を妊娠させる力です。

 

男性の生殖器に器質的な問題がない場合、この妊娠させる力を高めることが、男性の妊活ということになります。

 

不妊の原因は男性が4割?!

不妊というと女性側に問題があるというイメージを持つ人も多いと思いますが、約4割が男性側にも問題があるという統計も出ているようです。

特に現代では、様々な要因により全体的に精子の質が低下していると言われています。

妊活は、夫婦が共に取り組んで行く必要がありそうですね。

 

男性の妊娠力が低下する要因

近年、結婚年齢の多様化も手伝って、妊娠環境そのものが昔とは大きく変化しています。

それに加えて、男性においてもセックスレスやEDといった問題が、不妊治療の中で問題になることがしばしばあるそうです。

こうした男性の妊娠力の低下というのは、どういった要因からきているのでしょうか。

 

男性の妊娠力が低下する理由には、生活習慣があります。具体的に考えられるのは、以下のようなものです。

 

・睡眠時間が少ない、または乱れている

・ストレスの多い環境にいる

・一定しない生活習慣

・運動不足による血行不良

・食生活が乱れており、ファーストフードやコンビニ弁当を多用している

・タバコやお酒などの嗜好品を大量に摂取している

 

このような生活習慣を続けていると、精子の質や量が悪くなる、セックスレス、EDなど男性の妊娠力が低下してしまいます。

 

文化的にも男性は外で働き、女性が家を守るという認識が残る日本では、仕事やその付き合いを優先して、休むこと、妻との時間、家にいる時間、ストレスコントロールというものが後回しになりがちです。

そのため、夫婦間の性交渉は、欧米と比べると日本がとても少ないのです。

 

酸化によりダメージを受ける精子

酸化とは、活性酸素により細胞が傷つけられ、細胞の老化を早めるというものです。

現代の生活では活性酸素が増える要因が数多くあります。

多いものとして、ストレス、偏った食生活、タバコ、環境ホルモン、紫外線、化学物質などがあげられます。

 

ダメージを受けた精子にはどんな問題がある?

精子の頭の部分にはDNAがつまっていますが、これが酸化によりダメージを受けると…

・精子の質が低下

・受精能力の低下

・受精しても着床できない

・着床しても受精卵が育つことができない

・流産率が上がる

・障害をもって産まれる確率が上がる

 …などの問題があります。

 

こういった状況を防ぐためにも、抗酸化作用がある食べ物を意識してとることが重要です。

 

抗酸化作用のある食べ物

抗酸化作用のある栄養素とそれを多く含む食べ物は以下のようなものです。

 

・ビタミンE

活性酸素の活動を抑制する働きがあり、若返りに欠かせないビタミンと言われています。

ナッツ類、ウナギ、大豆などに多く含まれます。

 

活性酸素を多くする要因を遠ざけるとともに、このような食品を意識して摂取しましょう。

食べ過ぎはかえって体に悪い場合もありますので、バランス良くとることを心がけましょう。

 

・ビタミンC

こちらも活性酸素の働きを抑えるなどの効果があります。

ブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜や果物に多く含まれます。

 

・コエンザイムQ10

アンチエイジングに効果的であると注目されている、ビタミンのような働きをする物質です。細胞のエネルギーを作り出すことに関与しています。

高齢になると体内で合成される量が減るため、食事で補いたいところです。

 

青魚や豚肉、牛肉などに含まれており、サプリとしても多く販売されています。

 

精子の数と精子の活動率の関係

精子の質は年齢とともに落ちてしまう

若い時と比べて、年齢を重ねたときの方が、男性が妊娠させる能力というのは低下します。

男性の場合、女性と違って、日々新しい精子がつくられますが、年齢と共に精子の活動率や奇形率といった、精子の質はどうしても落ちて行ってしまいます。

これが落ちれば当然、妊娠をさせる力は落ちて行ってしまいます。

 

そして、加齢という要因以外でも妊娠させる力は落ちることがあります。

もし自分の精子の数、精子の質が気になる場合には、病院で検査をしてもらってみましょう。

 

精子の数を増やす・活動率を上げるには?

精子の数、そして活動率を向上させる要因は2つあります。

 

1.温度

ひとつの要因は温度です。精子がある精巣、つまり睾丸の温度管理が重要だと言うことです。

精巣で精子を作り出すために適した温度を知っているでしょうか。

実は体温よりも低い温度が、精巣の精子作りに適した温度とされています。

 

それを考えると、熱がこもるような下着や洋服というのは、なるべく避けたいものです。

下着はブリーフやボクサーパンツよりもトランクスの方が風通しがよいですし、ズボンもジーンズよりは麻のような軽い素材の方が熱がこもりにくいでしょう。

 

2.定期的な射精

精子は常に新しいものがつくられています。

だからこそ、定期的に体外に出してあげることが大切です。

これをすることで、常に新しく活動率の高い精子を作りだし、射精することができるのです。

 

もちろんベースになるのは健康的な生活です。

自分が食べるものや、生活環境が精子を作り出しているのですから、そうした生活をベースにして、妊娠させる能力高めていってください。

 

男性が妊娠力を高めるためには?

男性が妊娠力を高めるためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

 

食生活を見直す

一日三食、栄養バランスの良い食事をとりましょう。

ファーストフードやインスタントフード、コンビニ弁当だけではいけません。

外食が続く場合でも、和食のメニューをできるだけ注文して、食生活をしっかりと見直していきましょう。

 

睡眠の質と量を確保する

睡眠は妊娠力に限らず健康増進のためにも、しっかり睡眠を取りましょう。

量だけではなく質も大事です。

 

健康な生活が健康な精子をつくる

精子や卵子は、活性酸素の影響を受けると言われます。

活性酸素は人が生きているだけで生じるものですが、生活の仕方によっては日々発生する活性酸素を減らしていくこともできます。

 

活性酸素を減らす生活=健康的な生活ということです。

 

ストレスをためないように発散し、睡眠を軸に生活習慣を整え、運動を適度にし、食生活を改善するといった、ごく一般的な生活を心がけることで、男性の妊娠力というのは変わってくるのです。

 

精子は作られてから射精されるまで70日程度かかります。

そのため健康的な生活は、3ヶ月以上は続けた方がよいでしょう。

妊活をするならば、奥さんと一緒に健康的な生活を心がけてみて下さい。

 

「男性の妊活」サプリメントで精力アップ

「病院に行くほどではないけど、なんだか今ひとつ元気がない…」と感じている男性におすすめのサプリメントを紹介します。

 

亜鉛

「セックス・ミネラル」の異名を持っています。

前立腺に多く見られ、不足すると精子量、精液量の減少、勃起不全、性機能や持続力、性感の低下のおそれがあります。

牡蠣、ホタテ、うなぎ、チーズ、豚レバー、鶏レバー、牛肉、大豆などに多く含まれます。

 

アルギニン

精液の80%をしめる物質で、男性ホルモンの分泌も促します。

精子の数を増やしたり、運動性も向上します。

また、成長ホルモンの分泌を促して老化予防にもつながります。

 

多く摂り過ぎると関節肥大や骨奇形を起こす可能性があるので、注意が必要です。

大豆、大豆製品、牛肉、鶏肉、ごま、ナッツ類などに多く含まれます。

 

セレニウム

精子の中に多く含まれる物質です。精子の数を増やしたり活動性を上げる効果があります。過剰摂取は要注意です。

カツオ、うに、干しエビ、玄米、にんにくなどに多く含まれます。

 

シトルリン

スイカから発見されたアミノ酸の一種で、血流の改善や精力増強などに有効です。

食品に含まれる量は少ないので、食事で摂取することが難しい成分です。

スイカ、メロン、ゴーヤ、キュウリ、にんにくなどには比較的多く含まれています。

 

マカ

「アンデス人参」とも呼ばれる野菜です。

強壮作用、ホルモン調整、疲労回復、免疫増強などの働きがあります。

亜鉛が多く含まれるため、精子の増産、持続力を向上させ「天然のバイアグラ」と称されることもあります。

女性ホルモンの分泌も促す作用があるので、女性にも有効です。

 

トンカットアリ

ニガキ科の植物で、根をチップや粉末で使用することが多いです。強壮剤や治療薬として使われています。男性ホルモンが増強して、精子の数が増え、運動能力が向上します。

 

ビタミン

Aは抵抗力、B群はスタミナアップ、Cは精子を増やし運動率アップ、Eは精子製造に重要な役割を担っています。

 

食品で摂取できるものは食品から、強壮剤は成分を見ながら選んでみてはいかがでしょうか?

 

「妊活の注意」男性のカフェイン摂取について

日々飲むものといえば、コーヒーや紅茶などのカフェイン飲料が多い方もいるかもしれません。

奥さんの妊娠を望むならたばこは厳禁ですが、カフェインは少量ならOKとされています。

 

カフェインで妊娠率が下がるのが明らかなのは女性

妊活をするのであれば、女性はカフェイン摂取を控えた方が良いとされています。

普通の大きさのコップで1日5杯以上のカフェインを飲んでいると、女性の不妊割合が45%増加するとの研究もあります。

 

カフェインは体を冷やす作用があるので、内臓と子宮が冷えて、妊娠しにくくなると考えられます。

1日にコーヒーを1-2杯飲む程度であれば、妊活中の女性でも特に問題はありません。

 (参考:兵庫県西宮市 徐クリニックARTセンターブログ //joclinic.jp/mtblog/2013/11/-.html)

 

カフェインは精子の遺伝子損傷に関係している?

いくつもの研究で明らかにされたわけではないのですが、1日3杯分のカフェインを摂取すると、精子の染色体異常のリスクが高まると言われています。

 

今までは男性のカフェイン摂取については、妊活上の問題は特にないと言われてきたので、新しい研究結果として注目されています。

調査研究がまだ初期の段階ですので、確実に精子の染色体異常になるとは限らないが、注意しておく程度に考えてください。

 

結論:カフェインは1日1-2杯

結論として、男性でも女性でも、妊娠を望んでいるなら1日1-2杯のカフェイン摂取(コーヒーなど)にとどめておくのがベストと言えます。

毎日コーヒーなどを飲む習慣のある方は、妊活開始とともに見直してみるのもよいかもしれません。

 

カフェインを含む飲み物にはコーヒーの他に、玉露、ココア、抹茶、コーラー、緑茶、ウーロン茶などがあります。

カフェインゼロの飲み物には、黒豆茶、各種ハーブティー、玄米茶、麦茶などがあります。

 

「妊活の注意」男性の喫煙について

タバコを吸っている男性の場合、妊活でまず取り組みたいのが「禁煙」です。

タバコは体にさまざまな害を与え、女性が吸っている場合も不妊の一因となることで知られています。

妊娠後の生活も見据え、赤ちゃんが欲しい人はまず禁煙に力をいれて行きましょう。

 

タバコは精子の質を低下させる 

タバコを吸う人では、精子の量や運動率が吸わない人に比べ明らかに低いという報告があります。

また、異常がある精子の割合も多くなり、これらは受精する能力が低く妊娠率を低下させる原因となります。

 

タバコを吸うと血管が収縮し血流が悪くなります。

生殖器への血流量も減少し、機能の低下やEDの原因になることがあります。

さらに喫煙により体内の活性酸素が増え、細胞の老化を招き、正常な精子を作り出すことに支障をきたします。

 

妊娠を希望しているカップルにとって喫煙は全く利益が無いどころか、むしろ多くの障害を生み出す原因となるのです。 

 

妊娠してからも悪影響は大!

タバコを吸っていても無事妊娠できたという人達もいます。

そういう人達を励みに「自分たちも禁煙しなくても何とかなる」と考えてはいけません。

 

もし妊娠できたとしても、妊娠中に母体がタバコの煙を吸い込むと、赤ちゃんの発達に悪影響を与える危険性が高くなります。

タバコを吸っている本人は、フィルターを通して煙を吸っているため多少の有害物質は除去されていますが、副流煙では有害物質の濃度が高くなり、より有害なものとなります。

 

母体が吸い込んで胎児に移行すると流産や早産、極端に体重が少ないまま産まれてしまう可能性が高くなります。

たとえ換気扇の下やベランダで吸うなど分煙していたとしても、部屋へ流れ込む煙や喫煙者の吐き出す呼気、衣服や家具などに付着した有害物質などにより、受動喫煙と同じことがおきてしまうのです。

 

赤ちゃんを望んでいるのなら、少しでも早くタバコをやめられるようにしたいところです。

タバコは妊娠を遠ざけますので、一日でも早くやめられるよう取り組んで行きましょう。

 

「妊活の注意」男性の飲酒について

妊活中のお酒は、どのような影響を及ぼすのかというのは気になる問題でしょう。

現状では、多少の飲酒は構わないけれども飲み過ぎは不妊の要因となることが指摘されているようです。

男性の場合、飲酒と妊娠率にはどのような関係があるのでしょうか。

 

飲酒のし過ぎは生殖機能の低下を招く

適量たしなむ程度の飲酒であれば、気分転換になったり気持ちをリラックスさせる効果もありますので問題無いと思われます。

「妊活中だから禁酒しなければ!」と気負う必要もなさそうです。

 

しかし、過度の飲酒は精巣の機能を低下させ、正常な精子をつくることに支障をきたしてしまうとみられています。

精子の量が減少してしまうとの報告もあります。

普段から日付が変わるまで飲み歩く、記憶を無くすほど飲んでしまうという人は要注意です。

それが習慣化していれば、生殖機能も慢性的に低下している可能性があります。

 

飲酒による生活の乱れにも注意

妊活中の飲酒で気をつけたいのは、お酒の成分だけではありません。

 

深夜まで飲んで睡眠不足になる、おつまみに塩分や脂質の多いもの、加工食品などを食べて夕食がわりにし栄養が偏る、などの生活の乱れの原因になっていないかも見直す必要があります。

このような生活は体全体の機能を低下させ、妊娠を遠ざけることになります。

 

また、過度に飲み過ぎてしまう場合は、普段から抱えているストレスが原因となっているかもしれません。

ストレスは免疫力や抗酸化力を低下させ、精子の質や量を悪くします。

ストレス取り除いたり緩和させることに目を向けて行くことも大切です。

 

時には息抜きにお酒をたしなみつつも、飲み過ぎや生活の乱れに注意し、健康的な妊活生活ができるようにしていきましょう。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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