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外傷性脳損傷の後遺症!注意障害のリハビリテーションについて

机上2

外傷性脳損傷では、脳しんとう、脳挫傷、脳出血、びまん性軸索損傷など様々な状態を示します。外傷性脳損傷で特徴的なのは、体の麻痺など運動の不自由さは残りづらいが、高次脳機能障害と言った目には見えない障害が残りやすいということです。今回は、人間の認知機能の土台となる注意機能の障害に対するリハビリテーションをまとめます。

 

直接訓練

療機関でのリハビリテーションでは、主に机上の課題を使って訓練を行います。視覚的な注意が苦手な人、聴覚的注意が苦手な人、集中できない人、過集中になって周りが見えなくなる人など症状は人それぞれなので、症状に合わせたリハビリが行われます。

・たくさんのモノの中から適切なものを見つけ出すような課題

たくさんの文字の中から「あ」だけを見つけ出すなど単純なものから初めて、徐々にステップアップします。その人のレベルに合わせてレベルを設定し、カタログの中から指示された物品を探して請求書をつくる、文章の校正を行うなどの事務作業を模した課題を行うこともあります。

・課題を一定時間集中して行う練習

集中できる時間を徐々に伸ばしていきます。また、一度中断した後にスムーズに作業に戻れるかどうかなどもみていきます。

・聞いたことから適切なものを選択する課題

電話で聞いたことをメモに取ってもらったり、テレビやラジオの内容をまとめてもらったりなど、耳で聞いた情報に注意を向ける練習をします。

・時間を意識しながら作業を行う

一つの作業が途中でも、決められた時間になったら次の作業に移るなど、周りの状況を意識した練習をします。

 

環境を整える

・集中しやすい環境を整える

周りの音や、行き交う人などに気をとられて集中できない人は、なるべく個室のような空間で作業を行います。慣れてきたら、徐々に刺激を増やしていきます。

・代償手段を使う

時間をうまく意識できない人は、アラーム機能を使うなどして注意を向けられるようにします。

 

一人ひとりの症状や家庭環境、職場や学校の環境に合わせて訓練をプログラムして行っていきます。注意障害のある人は、頭をつかう課題を行うと疲れやすいことがあります。そのことをしっかり理解した上で、休息を摂ることも大切なことです。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/06/05-021735.php ) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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