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外傷性脳損傷の治療とリハビリテーション~急性期から慢性期まで~

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交通事故やスポーツでの頭部外傷など、様々な理由で起こる外傷性脳損傷。外傷性脳損傷の治療と、その特性についてまとめます。

 

外傷性脳損傷とは

・外力が加わった場所に受ける直撃損傷と反対側の脳が受ける反衝損傷

頭蓋骨骨折を伴ったり、硬膜外血腫、硬膜下血腫、脳挫傷、脳内血腫などが認められます

・びまん性の脳損傷

直撃損傷と反衝損傷を結ぶ直線を軸にその周りがびまん性に損傷します。脳の神経細胞の一部の軸索が損傷します。脳しんとう、びまん性軸索損傷が認められます。

 

外傷性脳損傷の治療

障害の程度や損傷した部位によって、治療方法が選択されます。

急性期

・医学的な管理が中心となります。

・生命維持のための全身管理

・場合によっては、脳の血腫の除去や骨折の修復、内臓の損傷に対する手術が行われます

・肺炎、感染症、腎不全、肝機能障害などの二次的合併症を予防します

・リハビリテーションでは、麻痺に対するリハビリ、筋力が低下したり、関節が固くなったり、床ずれが起きないように、全身状態を見ながら訓練を開始します

亜急性期

医学的な管理が継続されます。

・全身状態が安定してくると、運動機能の改善を目的とした訓練も開始されます。

慢性期

・全身状態の安定、運動機能が改善し、意識もはっきりしてくると、認知障害が問題となってきます。認知機能の評価、リハビリテーションも行われます。退院後も、外来でのリハビリテーションが継続となる場合もあります。

 

外傷性脳損傷の特徴

身体機能の障害が残ることは少なく、認知機能の障害(高次脳機能障害)残ることが多い

・脳卒中などに比べて、時間が断つことで改善することがある

・受傷以前と同じように働ける人もいれば、重度の障害が残る人もいるので、どの程度改善するかは一概にいえない

・意識障害の長さ、記憶障害の期間や程度が関連する可能性がある

 

外傷性脳損傷は比較的若年の受傷者が多いため、家庭復帰や復学・復職などの社会復帰で問題が出てくる可能性があります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/06/15-348018.php

著者: amママさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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