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転倒が原因の骨折に多い!上腕骨近位端骨折のリハビリテーション

雪

転んで肘をついた。肩から転んでしまった。なんだか痛いし、腕が上がらなくなってしまった。それは上腕骨近位端骨折かもしれません。リハビリテーションでしっかり直しましょう。

 

上腕骨近位端骨折とは

上腕骨とは、肩から肘までの間の骨のことです。近位端は上腕骨の体に近い部分、すなわち肩の関節の腕側の骨ということになります。転んで腕をつくと、肩関節に強い力がかかるのでこの部分が骨折するのです。中高年で骨粗しょう症の方に多いです。

 

上腕骨近位端骨折の治療

手術治療

人工骨頭置換術と整復固定術のどちらかが行われます。人工骨頭置換術は、肩関節に人工の骨頭を埋め込む手術です。整復固定術はずれた骨を正常な位置に戻して、ピンなどで固定する方法です。

 

保存療法

三角巾とバストバンドと呼ばれるバンドで、体に腕を密着させて固定します。

 

上腕骨近位端骨折のリハビリテーション

人工骨頭置換術

・どのような方法で手術したかによって、リハビリテーションの開始時期が変わってきます

・術翌日から手指、手首、肘は自動運動を行います

・浮腫の予防のため、臥位の時はなるべく心臓より上にあげたり、マッサージをします

・術後1週ころから、90度お辞儀した姿勢で腕を垂らしたり(下垂運動)、そのまま体を揺らして腕を振り子のように動かす練習(振り子運動)をします(自分で方に力は入れません)

・術後2~4週ころ(主治医の指示に従って)から理学療法士や作業療法士といったリハビリテーションスタッフに介助してもらいながら自動運動を行います。

・術後5~6週頃から自動運動を行います。

・禁忌の動きもあるので、主治医やリハスタッフに都度確認しながら行います。

 

整復固定術

・術翌日から、手指、手首、肘の自動運動、下垂運動、振り子運動をします

・術後2~3週で介助してもらいながらの自動運動

・術後3週位で自動運動を開始します

・骨のつき具合を都度確認しながら行います

 

保存療法

・受傷後1週間くらいから下垂運動、振り子運動を行います

・受傷後6週間くらいで骨がつくので、自分で上げる運動から始めます

・関節や筋肉が硬くなっている場合は、温めて柔らかい状態にしてから動かしていきます

 

毎日リハビリテーションを続けることが、骨折が治るだけでなく、不自由なくスムーズに動かせるように治るための重要なポイントです。主治医、リハスタッフの指示を守って、マメにリハビリをしましょう。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/2014/02/27-386475.php ) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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