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塗り薬で爪白癬(爪水虫)が完治できる?!『爪削り療法』とは

爪白癬(爪水虫)に対する治療法は、現在内服薬(抗真菌剤)が中心になっています。しかし、副作用として肝障害が比較的多く現れることが問題となっており、外用療法(爪の外部から軟膏を塗る)を希望する患者さんも少なくないと言います。従来は、爪の表面から塗ることで浸透性が薄れ効果が出ないとされてきましたが、ある皮膚科雑誌に掲載されていた治療法に『爪削り療法』というものがあります。この方法を実施することで、高い治癒実績が報告されています。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。

 

内服療法の副作用・問題点とは?

内服療法の副作用や問題点には、以下が指摘されています。

 

1)10人中1人程度の割合で、肝障害などの副作用が出現する。

2)治療前・後に定期的に血液検査が必要。

3)内服薬投与後、すぐに完治できるわけではなく、半年~1年程度服用し続ける必要がある。

⇒『パルス療法(短期間に大量に内服する治療法)』に関しても、半年間実施したが効果がでない例もある。

 

<爪白癬の爪削り療法の実際について>

ある皮膚科(森田皮フ科クリニック)によると、この療法を試験的に1年間行ったところ、かなり良い結果が出るようになったという報告があります。

 

爪削り療法とは?

『爪削り療法』とは、ある皮膚科雑誌に紹介された治療法で、『真菌に侵された分厚い白濁した爪表面の硬い爪甲部の中心に錐で穴を開け、そこから液体状の抗真菌外用薬を注入する』という治療法です。小さな穴で外用薬が上手く注入できないことから、改良が行われ(大きな穴を多数開けるなど)、現在では出来る限り詰めを薄く削るという方法で効果が確認されています。

 

<治療の手順について>

 

1)木工用の金属やすり(20cm程度、目がある程度細かいもの)を使用する。

 

2)爪の生え際を除く、白濁した爪表面の硬い部分を削り、出来る限り深部の脆くなった罹患部位までを除去します(正常部位との境界は出血・痛みが出やすいので、無理に削らない。最初は患部の1/2~2/3程度を削り取り、あとは毎日少しづつ追加していく)。

 

3)この要領で、1日2回液状の抗真菌薬をたっぷり浸透させます(密封療法;サランラップで覆う、を用いるとさらに効果的)。

 

4)根気良く継続していると、1~2ヶ月で、白濁部分が前に押し出されてきます。

 

5)さらに継続していると、爪の根元から正常な爪が先に向かって伸び始めます。全治には約半年~1年かかると言われています。

 

(参考ホームページ:爪白癬の爪削り療法/医療法人恵友会)

 

最後に

開始する時期はいつでも構いませんが、行いやすい時期としては『菌の活動が静まる秋以降』だとされています。涼しくなった時期には、是非試してみましょう!

 

(photoby: //pixabay.com/ja/ )

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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