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【大腿骨近位部骨折】高齢者に多い!ちょっとした転倒で起こるの骨折のリハビリテーション

老人

大腿骨とは、人間の太ももの部分にある人体で最も大きな骨です。この骨の近位端、つまり体に近い側のどこかが骨折することを大腿骨近位部骨折と言います。高齢者に多く、寝たきりにもなりかねない骨折です。

 

大腿骨近位部骨折とは

日本では、大腿骨の近位部骨折とは一般的に大腿骨の転子部、頸部の骨折ことを指します。高齢者で骨粗しょう症の方の転倒で特に多いことが特徴です。また、大腿骨頸部には血流が乏しいために、治癒までに時間がかかることも特徴で、手術を行ってもくっつくまでに時間がかかったり、骨の一部が死んでしまうことがあります。

 

大腿骨近位部骨折の治療

一般的には手術治療が行われます。骨折したところをくっつける骨癒合手術か、大腿骨の骨頭を人工関節に入れ替えてしまう、人工骨頭置換術です。骨折した部位や程度によって判断されます。手術は全身麻酔を使って行われますので、全身麻酔が命を脅かすような危険性がある場合は、固定のみ行う保存療法がとられますが、その場合は動かない時間が自ずと長くなるので、寝たきりになる可能性も高くなります。

 

リハビリテーション

術翌日から開始されることもあります。できるだけ早期に行ったほうが効果的だからです。

・座る練習から開始します

なるべくベッドに寝ている時間を少なくすることで、体力を落とさないようにします。

・関節を動かす練習をします

痛みによって動きが小さくなったり、ベットの上で寝ていることが多くなるため、手術をした股関節周囲だけでなく、膝関節、足関節、足の指の関節も固くなります。ゆっくりと自分で動かす練習から始めます。また、自分自身で動かすことによって、むくみの軽減にもつながります。

・筋力トレーニング

手術をした股関節に負担がかからないように、仰向けで行うことが多いです。

①仰向けで膝を伸ばし続ける運動

②仰向けで膝を伸ばしたまま、足をあげる運動

③仰向けで膝を曲げて、腰を浮かす運動(ブリッジのような感じ)

④両膝にゴムバンドを巻いて、足を広げる運動 など

・立位練習

平行棒などで立つ練習、手術をした方の足に体重をかける練習をします。理学療法士付き添いのもと、主治医の指示を受けて行います。

・歩行練習

手術した足に体重をかけられるようになると、平行棒で歩く、歩行器で歩く、杖で歩くなどステップアップしていきます。

・日常生活動作

元していた生活に戻るため、自分の身の回りの事で難しいこと、家事や買い物などで難しい動作を練習したり、代替の方法を練習します。病棟の看護師や理学療法士と連携を取りながら作業療法士が担当します。

 

動かないでいるよりも、動いたほうが血液の循環のためにもよく、結果的に怪我が早く治ることにつながります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2010/11/02-341669.php

著者: amママさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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