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【大腿骨近位部骨折】リハビリで股関節に負担の少ない動作を身につける

老人2

高齢者で骨粗しょう症の人に多い大腿骨近位部骨折。少し転んだだけで骨折してしまうこともあります。治療は主に手術で行われますが、退院後も安全に生活するためにポイントがあるので、リハビリテーション方法も交えてまとめます。

 

動作の練習

人工骨頭置換術を受けた人は特に、脚を内側にひねる動作(膝を曲げて、内股にして足先が外側に向くような動作)が禁忌となります。股関節が脱臼するおそれがあるからです。脚を内側にひねる動作を行うのは靴下を履いたり、トイレで立ち上がったり、お風呂で浴槽から出ようとしたりなど、日常の何気ない作業で行っていることになります。そのため、入院中に脚を内側にひねる動作をしないように、しっかりと意識するとともに、作業療法や病棟生活の中で、動作を反復練習しておくといいでしょう。

 

退院後の生活

自宅に帰ると、以前と同じ状況で転ぶのではないかという恐怖感から、なかなか活動的になれない人もいます。入院中に十分リハビリテーションをしたので、自信を持って、でもすこし気をつけて以前と同じかなるべく近い状態で動くことが大切です。

・食事

食卓で食べていた人はなるべく食卓で取りましょう。ベットで食事をしていた人も、しっかりと体を起こして、食事をしましょう。体を起こさずに食事をすると、誤嚥をして肺炎を引き起こす可能性があります。

・着替え

靴下、靴、ズボンやスカートなどの着替えには特に注意が必要です。無理せずに腰掛けて着替えましょう。また、脚を内側にひるような動きにならないように、内股で行わず、少しガニ股で履くようにしましょう。

・トイレ

トイレからの立ち上がりに注意が必要です。内股にして、膝と膝をくっつけて立つことは危険です。しっかりと肩幅に脚を開いて、少しガニ股気味に立ち上がりましょう。

・入浴

椅子からの立ち上がりはトイレと同様です。また、浴槽の出入りの時に、足先を外側に向けてまたぐことは危険です。またぐときに脚をガニ股にして、足先を内側に向けるようにして出入りしましょう。

 

他にも、手術の方法などによって注意点があるかもしれません。入院中に、主治医や理学療法士、作業療法士にしっかりと確認をして、退院後自分らしい生活を送れるようにしましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/11/25-383873.php) 

著者: amママさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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