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メンタル

様々な状況でのうつ病治療

 

うつ病には慢性うつ病併存障害がある場合、妊婦さんなどの特別な条件下でのうつ病などがあります。

 

 

慢性うつ病の治療


うつ病は基本的に回復する疾患ですが約20~30%のうつ病は薬物に抵抗性を示し、慢性うつ病遷延性うつ病などと呼ばれます。
通常は数カ月で症状が軽快しますがこの疾患の場合は1年以上回復しないものもあります


うつ状態を繰り返す例の中には双極Ⅱ型障害という、うつと軽い躁症状をもつものがあり、誤診されることもよくあります。
このような疾患が疑われた場合には抗うつ薬ではなく気分安定薬が投与されることが多いです。

 


併存障害がある場合の治療


うつ病患者さんの大多数が不安障害を伴い、症状の慢性化の原因になっています。
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)が投与されますが、心理療法が組み合わされることが多いです。


パーソナリティ障害を合併する患者さんは自殺率や過量服用を起こす可能性が高くなりますので、三環系抗うつ薬は避けられることが多く、代わりに気分安定薬が使用されます

 


特別な条件下での治療


肝障害をもつ患者さんでは通常量よりもさらに低用量から治療を開始します。
腎障害をもつ患者さんではSSRIの投与量は変更しないでいいですが、三環系抗うつ薬SNRI少量からの開始が望ましいです。


高齢者の患者さんでは有害作用が表れることが多いですので、どの薬においてもより低用量での投与が行われます。


妊婦さんでは子供への影響と治療効果を比較して投与するかどうか決定します。
特に女性は出産直後のうつ病を発症しやすいですので、妊娠後期や出産直後から予防のために抗うつ薬を使用することがあります。

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2013/01/24-375330.php)

 

著者: 桜井さん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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