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メンタル

習慣的な飲みすぎが…アルコール依存症に?

■アルコール依存症とは

 
大量のお酒を長期にわたって飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態が、アルコール依存症です。
その影響が精神面にも、身体面にも表れ、仕事ができなくなるなど生活面にも支障が出てきます。
 
飲みすぎが習慣化してからアルコール依存症になるまでの期間は、男性で20年以上、女性はその半分の期間といわれています。
 
またアルコールが抜けると、イライラや神経過敏、不眠、頭痛・吐き気、下痢、手の震え、発汗、頻脈・動悸などの離脱症状が出てくるので、それを抑えるために、また飲んでしまうといったことが起こります。
 
アルコール依存症は「否認の病」ともいわれるように、本人は病気を認めたがらない傾向にあります。
いったんお酒をやめても、その後に一度でも飲むと、また元の状態に戻ってしまうので、強い意志で断酒をする必要があります。
本人が治療に対して積極的に取り組むこと、家族をはじめ周囲の人のサポートがとても大切です。
 

■危険な量はどのくらい?

 
どのくらいの量から「飲みすぎ」になるのでしょうか。
厚生労働省が推進する「健康日本21」の中では、アルコール依存症の発症リスクが少ない「節度ある適度な飲酒」は壮年男性の場合純アルコール量換算で1日20g以下であるとの数値を示しています。
 
これは1日ビール500ml(日本酒1合弱、25度焼酎なら100ml、ワイン2杯程度)に相当します。1日の飲酒量がこの3倍以上になると「飲みすぎ」となり、アルコール依存症になるリスクが高まると警告されています。
 
単純計算すると1日にビール3本、日本酒3合弱、25度焼酎300ml、ワイン6杯程度を超える量にあたり、お酒に弱い人でない限り、ついおいしく飲んでしまう範囲といえます。
おいしいお酒を控えることは難しいことですが、毎日これだけの量を飲み続けることはアルコール依存症に一歩一歩近づいている可能性があるのです。
 
まずは日ごろから量をコントロールできる飲み方をする、1週間に1~2日は飲まない日をつくる、という習慣を身につけるようにしましょう。
 

■早期の治療で回復可能

 
アルコール依存症は、早期に治療を始めればそれだけ治療効果があがりやすい病気です。
 
とくに「プレアルコホリズム」という、依存症の手前できちんとした対策をとれば、肉体的な問題だけでなく社会的にも経済的にもより少ない損失で回復が期待できます。
プレアルコホリズムの段階では減酒でも回復可能なことが多いのです。
 

プレアルコホリズム

…プレアルコホリズムは、
 
1) 何らかのアルコール関連問題を有すること
2) 今までに連続飲酒を経験したことがないこと
3) 今までに離脱症状を経験したことがないこと
 
この3つの条件を満たす場合にそのように呼ばれ、何らかのアルコール関連問題をもっているが、多くの場合未だ依存症まで至っていないと考えられます。
 
(photo by //www.photo-ac.com/main/detail/1247?title=%E7%94%9F%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%AB)

著者: Michiruさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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