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しつこいかゆみの原因は、内臓にできたガン!?副鼻腔炎(蓄膿症)の症状!その正体は「鼻のがん」である場合も

「何だか最近皮膚のかゆみを感じる」と思っても、それを病気と結び付けて考えるという人はなかなかいないと思います。

 

しかし、しつこい皮膚のかゆみ症状が、実はがんによって内臓が侵されているために起こっている症状かもしれません。

 

内臓にがんができて皮膚がかゆい?!

内臓の病変に伴って見られる皮膚症状のことを、デルマドロームといいます。内臓の病変と皮膚症状というのは関係が深く、特徴的な症状が出ることがあります。その一つがかゆみ症状です。

 

そしてかゆみ症状を引き起こす、かゆみ症状の病変のひとつが、内臓にできるがんなのです。

 

レーザー・トレラ徴候

がんによって生じることが疑われる皮膚症状に、レーザー・トレラ徴候というものがあります。

 

これは黒褐色の軽い隆起が、皮膚にピッタリとはりついているように見えるものです。短期間に脂溶性角化症の多発と、皮膚のかゆみ症状を伴う症状です。短期間のうちに急激に症状が見られます。

 

この症状が出る場合、胃がん、大腸がん、悪性リンパ腫といった合併が強く疑われます。

 

かゆみは白血病の初期症状としてもみられます

皮膚のかゆみが初期症状として見られるがんとしては、最も有名なのが白血病かもしれません。

 

特に慢性リンパ性白血病においては、他の白血病に比べて皮膚の病変が多く見られることが特徴的です。

 

吹き出物や水疱などの症状が見られることもあります。かゆみ症状を伴う場合には、しつこいかゆみ症状が見られるようです。

 

この初期症状としてのかゆみ症状は、白血病の他、血液系の悪性腫瘍、悪性リンパ腫においても見られます。

 

痒みだけが症状として見られるのか、他の症状も見られるのかによって、原因の病気は異なります。

 

ですが、がんの可能性があるということを、頭に入れておくと、かゆみ症状を軽視しないで対処できるのではないでしょうか。

 

 

末期がんの症状~腹部に水がたまる「腹水」の原因と対処を見てみよう

末期がんの典型的な症状に「腹水(ふくすい)」があります。腹部に水が溜まり、苦痛がともなうこともあります。ここでは、腹水についてご説明します。

 

腹水がたまる主な理由

腹部に水が溜まるからといって、原因が腹部のがんだけとは限りません。別の部位のがんでも、腹水が溜まることがあります。以下の理由によっても、腹水が溜まると考えられます。

 

炎症による水分の漏れ

がんの進行、転移などにより腹膜にがん性の炎症が起こります。がん性腹膜炎によって、炎症を起こしている部分から体液(水分)が漏れて腹腔内に溜まると考えられます。

 

肝臓機能低下によるタンパク質不足

肝臓では、血液中の「アルブミン」というタンパク質を生成しています。

 

アルブミンは、血液中の水分を保ち、血管内に水分を引き入れる役割を果たしています。

 

がんの進行によって肝臓機能が著しく低下すると、十分なアルブミンを生成できません。アルブミン不足により、血管外に出た体液などを血管内に引き入れることができず、腹水がたまります。

 

再吸収の機能低下

仮に腹水が溜まったとしても、健康な状態なら腹膜から腹水が吸収されます。

 

吸収された腹水は、血管やリンパ管を経て、血液中に再吸収されます。しかし再吸収の機能が低下すると、ずっと腹水が溜まった状態になってしまいます。 

 

腹水の処置

腹水によって著しい苦痛や呼吸困難がともなう場合は、腹腔穿刺や胸腔穿刺によって水を抜く処置を施します。この処置は根本的な解決にならず、体力を奪うこともあるので、あまり積極的に行われないことが多いようです。

 

腹水ろ過濃縮再静注法(KM-CART) 

近年、腹水に対する新しい治療法が広まりつつあります。

 

ただ腹水を抜くのではなく、抜いた腹水から必要な成分だけをろ過して取り出し、体に戻す処置法です。「腹水ろ過濃縮再静注法(KM-CART)」と呼ばれ、生活の質の向上や延命効果が期待できるといわれます。

 

ひと口に腹水といっても、がんの種類や症状によって、さまざまです。

 

 

長引く重い副鼻腔炎(蓄膿症)の症状!その正体は「鼻のがん」である場合も

蓄膿症と呼ばれることもある「副鼻腔炎」ですが、症状が重くなったり長引いたりする場合は、鼻のがんである可能性もあります。おかしいなと思って検査してみて発覚したというケースは多いようです。

 

副鼻腔炎と鼻のがんは見分けれらるか

副鼻腔炎は副鼻腔に炎症がおき、鼻水が出たり喉に流れる、頭痛や頬骨のあたりが痛む、歯のあたりが痛む、微熱が出るなどの症状が出ます。治療をすれば数日から数週間で軽快していくでしょう。鼻のがんは副鼻腔にできやすく、はじめは副鼻腔炎のように鼻水や頭痛の症状が出始めますが、副鼻腔炎の治療方法では一時的にしか症状が改善せず、次第に目や耳や口などに症状が出るようになります。これはある程度進行すると出てくる症状です。もう少し早く見分ける手立てとしては、鼻のがんの場合、症状が片方だけに出ることが多いという点に注意することです。

 

服鼻腔炎の延長線上にがんがある

鼻のがんの原因と考えられているものにはいくつかありますが、そのうちの一つに慢性副鼻腔炎が挙げられます。長引く副鼻腔炎により細胞がダメージを受け続け、がんが発生しやすくなるとみられています。両者は全く異なるものではなく、延長線上にあるものということになります。がんにならないためにもその都度きっちり治療しておくことが重要です。

 

鼻のがんは昔に比べ治療成績もずっと良くなっているそうですが、鼻腔の形状や位置的な事情から治療しにくいがんではあります。進行してしまうと上顎を取るなど、顔が変形するほどの重い手術が必要になってしまいます。もし鼻の症状が気になっているけど放置しているのであれば一度受診するようにし、治療しているのにあまり改善しないようであれば医師に相談するようにしましょう。

 

 

鼻のがんの原因は?慢性副鼻腔炎など、炎症とウイルスが関与している!?

鼻や鼻腔、副鼻腔にできるがんを「鼻副鼻腔(はなふくびくう)がん」といいます。男女比では男性の方が多く、あらゆる世代で発症していますが、50?60代でよくみられるがんです。鼻副鼻腔がんになる原因には、主に「慢性副鼻腔炎」と「ウイルス」が関与しているとみられています。

 

慢性副鼻腔炎

一般的に「蓄膿症」とも呼ばれている病気です。服鼻腔炎が8?12週間続くと慢性副鼻腔炎と判断されます。急性副鼻腔炎からの悪化、ウイルス感染、環境汚染物質、遺伝的要因などにより発症すると考えられています。鼻の粘膜の炎症が長期に渡るとそこががん化しやすいとされています。昔に比べ鼻のがんの発症頻度が低くなっていますが、これは医療の発達により慢性副鼻腔炎になる人が減少しているためとみられています。

 

ウイルス感染

最近の研究では「ヒトパピローマウイルス」というウイルスが鼻のがんの一部の原因となっているのではないかと指摘されています。このウイルスは子宮頸がんを引き起こすとされているものですが、鼻や咽頭や扁桃のがんの発生にも関与している可能性があります。ただ、発症するしくみなどはっきりしたことはまだわかっていないようです。

 

その他の要因

鼻のがんの発症原因ははっきりしていない部分も多いのですが、慢性副鼻腔炎やウイルス感染以外にも鼻にできる乳頭腫という腫瘍や、汚染された空気を吸い込むことによりある種の金属粉が入り込み発症のきっかけとなっているのではないかともみられています。

 

治療は抗がん剤による化学療法、放射線治療、手術が中心となるようです。予後はほかのがんに比べ比較的良くなってきているようです。予防手段としては、副鼻腔炎になったら早めに完治させる、様子がおかしいと思ったら早めに検査を受けるようにするといったことです。

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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