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生活習慣病

そのかゆみ、もしかしたら原因は内臓疾患かもしれません!代謝性アシドーシスとの関係は?1型・2型糖尿病の原因とは?

 

皮膚が乾燥したり、アレルギー症状としての皮膚のかゆみはよくあります。

 

ですがとにかく全身がかゆいという場合、それは体にどんなことが起こっているのでしょうか。特別な理由は思い当たらないけれど、とにかく全身のかゆさが治まらないという場合には、体の中にかゆみの原因があるかもしれません。

 

かゆみの原因が内臓にあるって本当?

冒頭に書いたように、特別に原因が見つからないのに全身がかゆい、またそのかゆさが薬などで落ち着かないといった場合には、体の中の原因が疑えます。

 

特に疑われるのは内臓系の病気で、体の中の悪いものに体が反応して、かゆみを生じることがあります。

 

かゆみに隠れる内臓疾患には何がある?

皮膚と臓器の関係の深さは、古くから言われているようで、内臓の病変に伴う皮膚症状のことをデルマドロームと言うそうです。

 

考えられる内臓の病変には以下のようなものがあります。

・糖尿病

・甲状腺疾患

・悪性腫瘍

・鉄欠乏貧血

・原発性胆汁性肝硬変

・肝疾患

 などです。

全身の皮膚のかゆみがある場合は、こうした疾患があることを念頭に置いて、検査が進められていきます。

 

皮膚の乾燥と内臓疾患は関係あるの?

皮膚が乾燥することによって、かゆみが生じるというのは、病気でなくてもよくあります。

ではこの皮膚の乾燥と、内臓系の疾患から来るかゆみというのは、関係があるのでしょうか。

 

このかゆみは原因となる疾患によっては、関係がある場合があります。

例えば糖尿病の場合、高血糖状態による脱水と発汗の異常によって皮膚が乾燥する傾向があります。糖尿病の場合それによって、皮膚のかゆみが生じるとされています。

 

全身のかゆみの場合と書きましたが、限局性のかゆみの場合でも、内臓の病変に原因があることがあります。

 

特に膣ガンジダなどによる、外陰部のかゆみはよく知られていると思います。いずれにしろ理由の見つからないかゆみと言うのは、体のSOSであるということを知っておいたほうがよいかもしれませんね。

 

 

糖尿病でおきる?!代謝性アシドーシスと糖尿病の関係は?

代謝性アシドーシスが起きる原因として、代表的なものに「糖尿病性ケトアシドーシス」があります。

 

人のカラダは通常、ph7.4の弱アルカリ性を保つようになっています。

これがアシドーシスの状態になると、血液を酸性に傾けようとするのです。

 

糖尿病になると、なぜ血液が酸性になってしまうのでしょうか?

 

糖尿病とは?

すい臓から分泌されるインスリンの量が減る、インスリンを受け取る細胞の抵抗性が増す(なれて効かなくなる)、あるいはこのどちらも起こるのが糖尿病です。

 

糖のかわりに脂肪を使ってしまう

インスリンは、血液中の糖の利用を促進するホルモンです。

 

筋肉などの細胞が、糖をエネルギーとして使えるように受け渡しをする役割があります。

糖尿病ではインスリンの作用が落ちるので、細胞は糖をエネルギーとして使えなくなります。

 

糖の代わりのエネルギー源として使われるのが、脂肪です。

 

脂肪は、エネルギーとして代謝される過程で、ケトン体という物質を生成します。

このケトン体は酸性の物質なので、糖を使えずに脂肪ばかりを燃焼する糖尿病患者や飢餓患者は、アシドーシスになってしまうのです。

 

アシドーシスになると意識障害や昏睡を起こします。

 

1型に多い

糖尿病性ケトアシドーシスは、2型糖尿病患者にはほとんど見られず、1型糖尿病患者で見られます。

 

その理由としては、2型糖尿病患者ではケトン体の産生が、1型糖尿病患者に比べてゆっくりだからだと考えられています。

 

たとえケトン体が産生されても、排尿や呼吸によってpHのバランスをとれるからです。

てんかん患者が摂取エネルギーを、脂質中心の食事にするケトン療法でも、ケトアシドーシスが起きないのはこの為だと思われます。

 

まとめ

糖尿病の方は、アセトン臭といってりんごの腐ったような甘酸っぱい口臭がしたり、グスマウル呼吸といって深く大きな呼吸が見られます。

 

これは体内のケトン体を排出したり、酸とアルカリのバランスを取るために起きるものです。

 

このような症状が見られたら、医師に相談してみましょう。

 

 

緩徐進行型1型糖尿病と劇症1型糖尿病…1型糖尿病の原因とは?

最近話題となっている糖尿病は2型に分類される糖尿病であり、食生活の乱れなどで発症する糖尿病です。しかし、1型の糖尿病においても近年微量ではありますが、毎年発症率が増加しています。今回はあまり知られていない1型の糖尿病発症の過程、関わるであろうとされている原因を紹介しようと思います。

 

 

1型糖尿病の原因 

1型の糖尿病は遺伝子の異常が原因です。自己免疫の異常でインスリンを作る膵臓のβ細胞をウイルスなどの異物として認識し、攻撃してインスリンが作れなくなります。インスリンが作れなくなることにより、糖尿病を発症します。これらの1型糖尿病の原因となる遺伝子のことを糖尿病感受性遺伝子といいます。

 

1型糖尿病の中での分類

1型糖尿病の中には緩徐進行型1型糖尿病と劇症1型糖尿病という2つの分類があります。

 

緩徐進行型1型糖尿病はSPIDDMと呼ばれることもあり、発症6ヶ月はインスリン治療を必要とせず、2型糖尿病のような症状をしています。劇症1型糖尿病と異なり、あくまでインスリンの分泌量が低下している状態であり、治療はインスリンの分泌を促すようなものから始まります。発症時期は10代~20代で多いですが、90代でも発症する場合があります。

 

劇症1型糖尿病は発症後、数日~1週間で膵臓のβ細胞がなくなります。初期の症状は風邪のような症状で、吐き気、腹痛、下痢などを伴います。治療は膵臓のβ細胞がなくなるため、インスリンを注射するといった治療となります。発症時期については様々ですが、20歳以上がほとんどです。1型糖尿病とは遺伝子に原因がありますが、生まれつき糖尿病を発症している場合もあります。上記のように10代以降から発症する場合が多いです。

 

1型糖尿病発症に関係するとされる環境要因

 1型糖尿病発症に関係するとされる環境要因については現在研究中ですが、以下のようなものが予想されています。

 

・日光不足によるビタミンD不足

 

・あまりにも清潔すぎる環境

 

・母乳以外のミルクで赤ちゃんを育てる(母乳に糖尿病を防ぐための成分が含まれていると予想されている)

 

 

 このように1型にもさまざまな種類があり、なりやすい条件などがあります。もし、血縁関係に糖尿病の方がいたりすれば気を付けてください。

 

 

体重減少、疲れやすい、目のかすみは2型糖尿病が原因かも?!

糖尿病の中でも特に多いのが、2型糖尿病。糖尿病患者の実に95%が2型糖尿病だと言われています。では、2型糖尿病の初期症状はどのようなものなのか、また早期発見できる兆候はあるのでしょうか?

 

2型糖尿病と症状の現れ方

インスリンの分泌低下や、インスリンの感受性低下の二つを原因とする糖尿病。インスリンの作用不足として徐々に病状が進行していきます。

 

1型糖尿病と比較して、症状はとても緩徐に現れます。

自覚症状が少ないのも特徴で、病状が進行してから気付く人も中にはいます。

 

糖尿病の古典的な初期症状

・排尿量や排尿回数が増える

・喉がよく渇き、水物が飲みたくなる

・何もしていないのに、体重が減る

 

これらの症状に空腹時血糖値126mg/dl以上、または随時血糖値200mg/dl以上、またはHbA1c6.5%以上の場合、糖尿病と診断されます。

 

その他の症状

脱力感、疲労感がある、ひどい眠気がある、手足がしびれる、下腹部がかゆい、肌の乾燥が気になる、視力が落ちた気がする、立ちくらみがある、甘い食べ物や飲み物が急に欲しくなる、など諸症状は様々。

 

 

高血糖による全身症状と原因

喉の渇きと尿意

高血糖によって、血液は血糖の影響で濃くなります。つまり、水分の割合が低くなり、脱水状態と同じような症状になります。

そのため、水分を多くとるように喉が渇いたり、血糖を排出するように多量の尿として排出させようとします。

 

視力低下、目のかすみ

高血糖状態が続くと、眼のレンズが膨らみ、厚みも増すことがあります。丁度、老眼鏡をかけたような感じになります。

そのため、視力が落ちたような感じになります。

 

疲れやすい

高血糖とは、血液中に糖分が多い状態のこと。つまり、細胞内にエネルギー源となるブドウ糖を取り込みにくい状態になっているということ。

そのため、エネルギーを生み出すことができないので、疲労感や脱力感として感じるようになります。

 

体重が減る

インスリンの欠乏、作用不足などにより、エネルギー源となるブドウ糖を取り込みにくくなる2型糖尿病は、食事として得たエネルギー源を体内にうまく取り込めずに、尿糖として排出してしまうので、結果として体重が減少してしまいます。

 

また、エネルギーを脂肪を分解して得たり、筋肉のタンパク質を分解してエネルギーを生成するようになるので、さらに体重は落ちます。

 

風邪を引きやすくなる、体調を崩しやすい

高血糖は、さらに免疫力も下げてしまいます。つまり、感染症にかかりやすくなります。

 

手足の痺れ

思考力にも悪影響を及ぼし、神経にも障害を及ぼすようになり、手足のしびれなどの症状が出てきます。

 

2型糖尿病は緩徐に症状が進行することが多いので、最近体の調子がおかしいと感じた時は、迷わず受診するようにしましょう。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-10掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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