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子どもがかかりやすい!腸管出血性大腸菌が持つベロ毒素が引き起こす病気"HUS"に気をつけて

腸管出血性大腸菌の問題となるのが、ベロ毒素というものです。このベロ毒素とはいったい何なのか、そしてそこから起きるHUSという現象について、見ていきます。

 

●腸管出血性大腸菌の症状を出すベロ毒素

ベロ毒素はタンパク質の一種で、赤痢菌の毒素と似ているという特徴も持っています。

腸管出血性大腸菌に感染すると、出血を伴う下痢が出るのですが、その原因となるのがベロ毒素です。

つまり、腸管出血性大腸菌による感染症の、直接的な原因と考えてください。

ベロ毒素は主に下痢を引き起こしますが、それだけではなく全身にも影響を与えることがわかっています。

血液中に吸収されることで、全身をくまなく回ることが出来るのも、ベロ毒素が持つ特徴のひとつです。

 

●ベロ毒素が引き起こすHUS

今度は、HUSというものについてですが、正式名称は溶血性尿毒症症候群という名前です。

腸管出血性大腸菌感染の際だけではなく、赤痢菌に感染したときも、HUSが起きる可能性があります。

このHUSですが、腸管出血性大腸菌感染に一般的にみられる下痢や腹痛とは違い、貧血などが出てくるのが特徴です。

人によっては全身性の重篤な症状に陥り、意識障害などを起こすケースもあります。

どちらかといえばもともと免疫力の弱い子供が、HUSにかかりやすいと言われています。

 

HUSを防ぐためには、何と言っても腸管出血性大腸菌感染症そのものを防ぐのが有効な手段です。

腸管出血性大腸菌感染症は、一般的な加熱処理などで十分対応できる感染症です。

夏だけではなく1年を通して、感染症には十分注意する意識を持って生活するようにしてください。

また、ひどい水様便や血便が出たら、すぐに病院へ行って治療を受けてください。

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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