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気になる病気・症状

基本的には感染率が低いハンセン病!一体どんな要因で感染率が上がってしまうの?

皮膚への腫れやしこり、筋力低下などがハンセン病の代表的な症状です。そんなハンセン病の原因と、感染についてみていきます。

 

●ハンセン病の原因、らい菌の感染経路

ハンセン病は、以前はらい病と呼ばれていました。原因はらい菌で、菌の分類としては、結核菌と同じ仲間に属しています。

感染経路については、長年の研究の結果、らい菌を持っている患者の鼻粘膜から出た飛沫(くしゃみの飛沫など)からの感染が多いのではないか、との説が濃厚です。

ほかに、長い間支持されてきた説に、皮膚と皮膚の接触による感染がありますが、鼻粘膜から上気道への感染の方が、可能性は高いと言われています。

 

●子どもでなければらい菌免疫力がある

ハンセン病の原因となるらい菌ですが、感染力が非常に弱いのも特徴です。つまり、らい菌に接触しても、症状が出ない人もたくさんいるのです。

一般的には、学童期が終わる頃(14-15歳くらい)には、らい菌への免疫を獲得するので、ハンセン病にかかる確率はグッと下がるとされています。

免疫力が弱い子どもは、注意が必要な病気です。

 

●免疫系が整いにくい環境に注意

ハンセン病には、環境要因も大きく関係しているとの説があります。日本でハンセン病患者が多かったのも、ライフラインが今ほど整っていない明治から大正にかけてです。

栄養状態が悪い人が多い、水道などの普及が十分でない地域では、必然的に人の免疫系が整いにくいです。

他にも戦争など社会的なストレスによる免疫低下も考えられます。

これらの『免疫力を失わせるタイプの環境』によって、ハンセン病が爆発的に流行する可能性はあります。

 

現在の日本は、環境要因もしっかり整っており、未治療患者も、未治療患者からの感染も非常に少ないので、ハンセン病患者は多くはありません。

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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