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危険ドラッグに含まれる合成カンナビノイド…これが天然のカンナビノイドなら大麻になる!?様々な種類がある!正しく理解したい危険ドラッグ!薬物依存症の治療は継続が肝心!

ニュースなどでも名前が広く知られるようになった脱法ハーブは、最近危険ドラッグと名前を変えました。

他にも合法ハーブ、合法ドラッグなど、一般的には様々な名称がありますが、すべてに共通する特徴があります。

 

●合成カンナビノイドが入っている商品

危険ドラッグはさまざまなメーカーが作っており、1つのメーカーでも何十種類といったレベルで商品を持っています。

ですがそのすべてに、合成カンナビノイドと呼ばれる成分が入っているのが特徴です。

この合成カンナビノイドこそが、危険ドラッグの主な作用を作り出しているといっても過言ではありません。

 

●カンナビノイドは大麻

危険ドラッグのように法規制が遅れているものではなく、完全に法規制されているものに大麻があります。

危険ドラッグに含まれる合成カンナビノイドが天然だったら、それは大麻草の成分です。

カンナビノイドにもいろいろな種類がありますが、天然カンナビノイドは大麻特有の成分となっています。

危険ドラッグに含まれる合成カンナビノイドですが、薬草のカンナビノイドの構造を元に、人工で作り出されたものです。

正しく使えば医療薬としても活躍する合成カンナビノイドですが、危険ドラッグは医療薬とはなりません。

 

危険ドラッグの名称の一つである脱法ハーブ・合法ハーブなどの名前は、ハーブという名前で自然な印象を与えます。

ですが現実にそこにあるのは、麻薬とほとんど変わらない危険な成分を含んだドラッグです。

大麻も植物ではありますが、健全な考えを持っていれば大麻をわざわざ育てようとは思いませんし、手を出そうとも思わないはずです。

その大麻とほとんど変わらない構造を持っているにも関わらず、名前やパッケージのイメージで手軽さを感じさせるのが、危険ドラッグの大きな問題です。

 

 

危険ドラッグにはアッパー・ダウナー・エロ…様々な種類がある!正しく理解したい危険ドラッグ

危険ドラッグは、ハーブなどの自然なものに薬品を染み込ませたものと考えてください。

ハーブは、それ自体なら料理に使ったりすることもできますが、危険ドラッグ(脱法ハーブ)の場合は、そうはいきません。

薬品が染み込んでおり、その薬品が大きな問題を引き起こすので、危険ドラッグは体によくないと言われるのです。

具体的に、危険ドラッグにはどんな種類があるのか、一般的に販売される際の効果から見ていきましょう。

 

ドラッグの種類1 アッパー・ダウナー

危険ドラッグ(脱法ハーブ)の販売において、アッパー・ダウナーという言葉は、よく使われています。

アッパーはアップ、ダウナーはダウンで、気分の上下のことを指しています。

つまりアッパー系の危険ドラッグは気分が高揚する刺激的な成分が入っている、ダウナー系の危険ドラッグは泥に沈み込むようなどっしりとした感じを催す成分が入っているのです。

 

ドラッグの種類2 エロ系

アッパー系、ダウナー系の危険ドラッグに、催淫要素を混ぜたのがエロ系と呼ばれる危険ドラッグです。

危険ドラッグはその危険性を隠すために、別の名称が使われることが多いですが、エロ系の場合はラブハーブ、ラブアロマなどの言葉で誤魔化されがちです。

性行為中の快感を高めるための商品として販売されていますが、危険ドラッグですので幻覚作用などがあります。

 

いずれにしても使った時のダメージはあります

エロ系でもアッパーでもダウナーでも、危険ドラッグである以上、使った時には当然ダメージがあります。

 

一般的には、使用後の疲労感や倦怠感、使用中の妄想、幻覚、幻聴、錯乱などが、危険ドラッグの使用における症状とされています。

また、危険ドラッグは人工的な成分をいくつも混ぜているので、どんな副作用が出るかがわからない問題も含んでいます。

 

危険ドラッグは、大麻や覚せい剤と同じように、依存性もあります。

精神的、身体的依存によって、気づくと危険ドラッグをやめられなくなっている方もいるのです。

 

 

危険ドラッグ(脱法ハーブ)は使い方次第で安全!?いいえ、それは言葉に騙されているだけ!

危険ドラッグの使い方は、基本的には吸うことが多いです。火をつけて、お香として楽しめば安全と謳って、販売している業者もあります。

ですが、はっきり言うと危険ドラッグに、危険でない使い方はありません。

 

●お香として使えば安全?

業者は、規制を避けるために、危険ドラッグを『吸わないでください。お香として使ってください』などと言います。

危険ドラッグがペンキのようなものだとしたら、ペンキだって吸えば危険です。

ものを塗るために使っていれば安全ですし、ペンキを規制する法律など必要ありません。

だからこそ、危険ドラッグをやる人の中には、『吸いさえしなければ安全に使える』と言う人もいるのです。

 

●危険ドラッグを何のために買うのか

仮に危険ドラッグを、お香として販売したとしましょう。それならペンキと同じで、吸いさえしなければ危険ではありません。

ですが考えてもみれば、普通のお香なら1パック買っても1000円程度のところを、数gで6000円も7000円もするお香を、誰が買うのでしょうか。

そこには、単なるお香としての目的だけの意味があると言えるでしょうか。

お香という言葉に被せているだけで、購入者の目的がわからないなどという言い訳は通用しません。

言葉にしなくても業者も購入者も、危険ドラッグだとわかっているのです。

ペンキには本来の目的があり、それに見合った値段で販売されていますが、危険ドラッグはそうではありません。

本来の目的をごまかすために、ペンキも同じように危険だ、殺虫剤を飲まなければ安心だと言っているようなものです。

技術的に見て危険じゃない使い方(お香として使う)はあっても、実際にそれをする人がいるような状況ではないのが問題です。

 

言葉に誤魔化される、言葉で誤魔化す現実があるからこそ、2014年度から危険ドラッグは持っているだけでも違法となりました。

実際、普通にお香を探していて危険ドラッグに出会うことは、ほぼありません。

危険ドラッグを扱っている店舗は、危険ドラッグばかり扱っているのです。

 

 

2014年からは危険ドラッグを所持してるだけでも逮捕!3年以上の懲役、300万円以下の罰金

覚せい剤などは持っているだけでも違法ですが、以前まで危険ドラッグは持っているだけでは違法になりませんでした。

それが平成26年4月1日からは、持っているだけでも違法になったのが、以前との大きな違いです。

 

●危険ドラッグ規制は薬事法

危険ドラッグについては、対象となる化合物、その仲間が非常に多く、ひとつの法律はまだ出来上がっていません。

現行では薬事法違反(指定薬物の所持等)となっており、薬物指定や危険ドラッグ関連の詳しい情報は、厚生労働省の管轄がほとんどです。

その他には、地方自治体による啓発運動やホームページなども、存在しています。

 

●3年以下の懲役、300万円以下の罰金

危険ドラッグの所持によってどんなことになるかというと、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金が科せられることになっています。

所持、使用、購入のいずれにおいても、上記の罰が科せられるのが、2014年度からの違いとなります。

法に背いて逮捕されているわけですから、家族や職場からの社会的信用を失う可能性は当然あります。

離婚、絶縁、強制的な退職、付随する慰謝料、罰金等の支払いのための借金など、軽い気持ちで始めた危険ドラッグで人生が丸ごと壊れてしまう可能性もあります。

 

●事故などを起こせば当然罪は重い

昨今危険ドラッグが注目される理由ともなっているのが、危険ドラッグを使用した後での運転で事故を起こすケースです。

事故を起こせば、危険ドラッグの所持使用だけではなく、自動車運転過失致傷罪(致死罪)、危険運転致傷罪(致死罪)などの、刑事処分もあり得る話です。

 

危険ドラッグは、持っているだけでも犯罪者です。現在でもどこにでも売っているものではありますが、けして手を出さないでください。

 

 

脳にダメージを与えて無理やり楽しくさせている!危険ドラッグ販売店が謳う効果の裏にあるもの

危険ドラッグ、脱法ハーブ、合法ハーブなどの名前を聞くと、とにかく危ないイメージを持つ方は多いでしょう。

ですが、実際にどんな効果があるとして販売され、どんな体験をするのかを、簡単に紹介します。

 

●楽しくなる、よく眠れるなどの文言

危険ドラッグの販売店などでは、楽しくなる、よく眠れるなど精神の問題を解決するかのような文言が使われることもあります。

危険ドラッグは違法性もなく、精神的に楽しくなったりするだけといったような感じです。

まるで覚せい剤や麻薬を勧めるときとそっくりです。危なくない、楽しい、嫌なことを忘れられる魔法であるかのように表現されがちです。

 

●楽しくなるのは脳へのダメージ

人間の脳の中では、常になんらかの物質が出たりしています。健全な活動をしていて楽しい、と思うのならもちろん問題ありません。

ですが危険ドラッグによって楽しくなるのは、脳にダメージを与えて無理やり物質を出している状態です。

極度なハイ、極度なローなど、通常ではありえない感覚を生み出すのは、脳にダメージを与えているからなのです。

最初は危険ドラッグによって、嫌なことを忘れられる、楽しい気分になれるといったプラスの効果が出るかもしれません。

ですが、後になればなるほど、脳のダメージが深刻化して、物事の判断が出来なくなる、精神的依存で普段の不安度が高くなるなどの問題が出てきます。

 

危険ドラッグは、ナチュラル系や合法ハーブなど、なんとなく響きのよい名前を使ってはいますが、実態はそんなことはありません。

覚せい剤や麻薬の一歩手前、ただ、まだ規制が進んでいないだけで、健康には大きな害のある存在であることを忘れないでください。

当然、危険ドラッグの依存者も存在すると考えられます。

 

 

薬物依存症の治療は継続が肝心!本人・家族の視点から見る『入寮型リハビリ施設』

薬物依存症という病気は、医療機関での治療が終わったからといって、終了して良いものではありません。依存物質を断つ事を継続していくことが、何より大切なのです。日本で一般的な入寮型のリハビリ施設についてまとめます。

 

入寮型リハビリ施設の1日の流れの例

8:00 グループホームからデイケアへ出発

9:30 デイケア内の清掃

10:00 午前のミーティング

11:30 昼食

13:30 プログラム

15:00 自由時間

19:00 ミーティング

20:30 夕食・入浴・自由時間

スタッフ・メンバーとの共同生活となります。

 

本人に影響する入寮型リハビリ施設の特色

利点

・生活の中心が薬物依存症に対するプログラムになるため、回復に専念することができる

・24時間、メンバーやスタッフがそばにいることから、いつでも必要なサポートが得られやすい

・人間関係が密になるため、情緒的な安定が生まれやすい

 

欠点

・メンバーとの距離が近くなりすぎて、ストレスを感じることがある

・治療期間が長期化しやすい傾向がある

・施設に依存してしまい、社会復帰に支障をきたすことがある。

 

施設入所中に家族がしておきたいこと

・本人と一緒に暮らしていたことによって壊れてしまった対人関係や、精神状態を回復しましょう

・本人の症状より目に見えにくいですが、意識して家族自身の心身の状況、社会関係に目を向けましょう

・改めて依存症の勉強をして、本人のサポートも家族自身のケアも出来るようになっておきましょう

・本人の対応を施設任せにしないで、施設も本人もチェックしましょう

・家族関係修復のために合同面接も定期的に利用しましょう

・本人の話、施設の話を鵜呑みにしないで、話し合って、家族自身が決断できるようにしましょう

・家族が相談できる場所や、ストレスを発散できる方法を身につけておきましょう

 

本人だけでなく、退所後を見越した家族の準備も必要になってきます。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-26掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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