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メンタル

夫婦間に起こるモラルハラスメント…声を上げない、上げられない被害者の心理とは?

 

モラルハラスメントというのは、家庭や職場、男女間など、人間関係がある場所ならばどこでも起こりえます。意味としては、パワハラやセクハラといったものも含まれますが、モラルハラスメントとったときには、夫婦間のそれを指すことが多いようです。

 

夫>妻の関係

日本には「愚妻」という言葉があります。本来は謙遜して言う言葉ですが、モラルハラスメントをする夫は、本当に自分の奥さんを「ダメな妻」と思っています。

外では人当りがよく、「いい人」と言われている夫が、家に帰ってくると豹変したように妻を罵倒する

といった関係がモラルハラスメントの典型です。夫は妻を「ダメなやつ」とレッテルを張り、威圧的な態度をとるのです。

 

声を上げない被害者

モラルハラスメントの被害者は、あまり自分で声を上げ、加害者に反抗したり、誰かに相談したりといったことはしません。

これはなぜかというと、加害者の言葉によって、自分の自己評価を下げてしまうためです。「自分がダメだから言われる」「迷惑をかけている」と思ってしまうのです。

これをさせる加害者の言葉というのは、他人から指摘されたくない部分を批判する言葉です。たとえば、

「どんなふうに育てられてきたんだ」

「それでも母親か」

こうした言葉によって、自分を否定され続けるため、心が疲弊し、弱り、加害者の言葉を受け取ってしまうようになるのです。

 

夫は悪くない、自分が悪いとなる心理

モラルハラスメントの被害者は、「自分がダメだから」のみならず、「夫は本当はいい人」という気持ちすら持っていることがあります。これがあることで、加害者の支配からさらに抜け出せなくなるのです。

モラルハラスメントの加害者は、ときどきものすごく優しくします。

これによって「本当はいい人なのに、自分がダメなせいで怒らせてしまっていた」と考えるのです。それどころか、こうした優しい時があることで「この人が自分の唯一の理解者」と思ったりします。

そうすると、加害者から離れようと考えること自体が悪いこと、と思ってしまい、逃れられないのです。

 

 

こうした心理状態になっていくと、被害者でも、自分が被害者であるという自覚が持てなくなります。なんせ「自分がダメなことが悪い」のですから、加害者が悪いとは思えないのです。まずはこうした特徴を知ることが、モラルハラスメントの状態を解消する第一歩です。

 

 (Photo by:足成 ) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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