カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児 >
  3. 病気と症状 >
  4. うつる病気 >
  5. 感染率は5歳以下の子どもが9割!ポリオの症状と発生状況

育児

感染率は5歳以下の子どもが9割!ポリオの症状と発生状況

ポリオという病気をご存知ですか?子どもの予防接種の際、聞く名前ではないでしょうか。具体的にはどんな病気なのか、日本での発生状況とあわせて説明します。

 

ポリオとは

ポリオの正式名称は、「急性灰白髄炎」。症状の1つに麻痺があるため、「小児麻痺」とも呼ばれます。5歳率の罹患率が90%以上なので、子どもの病気というイメージですが、成人でも感染・発症の可能性があります。

 

原因と感染経路

ポリオウイルスに感染することで発症します。体内に入ったポリオウイルスは、腸内で増殖。そのため、ウイルス保有者の便とともにポリオウイルスが排出されます。排出されたウイルスに触れるなどして、経口感染します。夏から秋にかけて発生が多いといわれます。

 

症状

感染から発症までは、1~2週間。症状は、人によって差があります。

・無症状

実は感染しても、ほとんどの人は症状が現れません。ポリオに対する免疫を獲得し、その免疫は一生続きます。

・軽度

ポリオウイルスに感染した人のうち、5~10%に風邪のような症状がみられます。具体的には発熱、頭痛、下痢、吐き気、上気道炎などです。

・重度

腸内で増殖したポリオウイルスが血液を介して神経組織に侵入すると、手足の麻痺にいたることがあります。麻痺の現れ方は非対称。最悪のケースでは、死に至ります。生涯、麻痺が残る確率は、感染者全体の0.1~2%です。

 

日本での発生状況

かつての日本では、ポリオが流行していました。しかし1961年からポリオワクチンの定期接種がスタートし、患者数は激減。野生株によるポリオ発症は、1980年が最期です。WHO(世界保健機関)によって、日本を含む西太平洋地域に「ポリオ根絶宣言」が出されました。現在では、ポリオワクチンによる発生がわずかにみられるだけです。

 

日本のポリオは根絶されましたが、世界にはまだポリオが常在している国があります。それらの国に渡航した人がポリオに感染し、ウイルスが日本国内に持ち込まれるかもしれません。麻痺など重大な結果を招く可能性がある病気なので、引き続き警戒が必要でしょう。

 

(Photo by:足成 )http://www.ashinari.com/2014/07/31-389186.php?category=51

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

うつる病気に関する記事

そっくりな発疹!水痘と手足口病の発疹~特徴を知ろう!

  水痘は水痘・帯状疱疹ウイルスによる発熱と粘膜上を含む全身の水疱が特徴の感染...

実はとても身近な溶連菌!~α型とβ型の識別って?

    ◆溶連菌と溶血性からの分類 子どもを中心に発症する溶連菌感染症(A...

病気と症状の体験談

脂漏性湿疹のケア~保湿が大切、私が使った保湿剤

1ヶ月過ぎたあたりから、赤ちゃんのおでこや眉毛部分に黄色いかさぶたが付着するようになりました。 ...

RSウイルスで入院

入院中(>_<)生後すぐ、まさかの入院出産し、晴れて母子共に退院してから数日後…生後10日くらいで、...

うつる病気の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る