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育児・子供の病気

秋から冬にかけて流行!乳幼児の腸炎「仮性小児コレラ」に要注意!

  

毎年冬になると乳幼児の間で流行するのが、仮性小児コレラです。あまり聞きなれない病名ですが、どんな感染経路や症状なのでしょうか。予防法とあわせてご紹介します。

 

原因

仮性小児コレラとは、ロタウイルスの感染によって起こることの多い乳幼児の腸炎です。「コレラ」と名前がついていますが、コレラとは無関係です。下痢の状態がコレラに似ているために、名前になっています。

ロタウイルスは非常に感染力がつよく、便とともに排出されたウイルスに触れるなどして経口感染します。

 

症状

ウイルス感染から発症までの潜伏期間は、48時間以内と短いのが特徴です。主な症状は、激しい下痢。1日数回から十数回の下痢が、1週間ほど続きます。便は白っぽい水様便で、すっぱい臭いがします。初期には吐き気・嘔吐、発熱も起こります。

発展途上国において、小児コレラは乳児死亡の大きな原因ですが、きちんと対処すれば次第に回復します。注意したいのが、下痢や嘔吐による脱水症状です。水分もすべて吐き戻してしまう、十分な水分補給ができない、ぐったりした様子が見られるなら、すぐに受診してください。

 

日本での発生状況

秋から冬にかけて発生し、特に気温が5℃を下回ると流行します。流行地域は、北から徐々に南下する傾向にあります。生後3ヶ月未満の乳児は、母親からの免疫が残っているので発症しにくいでしょう。3歳以上では、発症しても軽症で済むことがほとんどです。生後半年から、2歳ごろまでは感染・発症しやすく、重症化に要注意です。

 

予防

感染を予防するなら、手洗いうがいが有効です。もし感染した場合、家族内に感染が広がらないよう予防しましょう。排泄物を始末する際は、使い捨ての手袋を利用し、しっかり手を洗います。漂白剤とアルコール消毒も有効です。

任意接種で、ロタウイルスワクチンも受けられます。経口接種の生ワクチンで、生後6週目以降から接種可能。4週以上の間隔をあけて2回接種します。

 

ごくまれですが、髄膜炎、脳炎、ギラン・バレー症候群などを合併することも。しっかり予防したいですね。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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