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抗生物質を飲んで強い菌ができちゃう!?○○な薬の飲み方は、死をまねく危険な飲み方だった!

薬箱の中に、去年処方してもらった抗生物質の残りはないでしょうか。感染症が流行する季節になると、抗生物質にお世話になることが増えると思います。

しかし、この抗生物質は使い方によって、薬が効かない菌を生み出してしまう原因にもなりえるのです。

 

薬剤耐性菌を生み出す、あなたの薬の飲み方

薬剤耐性菌というのは、読んで字のごとく、薬剤に対して耐性をもった菌ということです。特定の抗生物質、あるいは複数の抗生物質が効かない菌ということです。

 

感染症に対する抗生物質という対処法は、非常に効果的ですが、同時にその手段がなくなってしまうことは、治療手段がほとんどなくなるという、危険な状態を指しています。

 

抗生物質を処方された際、最後まで飲んでいるでしょうか。もし、薬箱の中に去年の抗生物質の残りがあった方は、気をつけてください。

抗生物質が処方されたとき、途中で飲むのをやめたり、残った抗生物質をとっておいて、症状が出るたびに飲んでいないでしょうか。こうした行動は、体の中に残った菌に薬の耐性をつくる行為になりかねません。

 

こうした、薬の飲み方によって、薬剤耐性菌というのが出来てしまうのです。こうした場合には、使用していた抗生物質だけに耐性を持つ場合がほとんどですが、世界的にみると複数の抗生物質に対して耐性を持っている菌もあります。

 

どんな病気につながる?

薬物耐性菌が体の中にできた場合、今度はその菌が体の中で増殖して感染することになります。見られる症状は一定ではなく、菌が感染した場所によって出てくる症状は変わってきます

 

それはつまり、感染する場所によっては、重篤な病気につながる可能性もあるということです。具体的には以下のような病気を引き起こす可能性があります。

 

・肺炎

・敗血症

・尿路感染症

・髄膜炎

・手術部位や創傷、火傷部分の感染症状

・カテーテル関連血流感染症

・皮膚での感染症状

・粘膜での感染症状

・軟骨組織での感染

・眼での感染症状

 

肺炎や敗血症といった全身の感染症になった場合、死亡する確率が高くなります。

 

その人の中で薬剤耐性菌が生じる場合、使用している抗生物質の効果だけがなくなり、他の抗生物質を使用して治療ができる場合もあります。そのため、治療法が全くないということではありません。ただ何よりも、特に抗生物質は、自分の判断で服用をやめたりしてはいけないということです。

 

(Photo by:pixabay )

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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