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知っておこう!危険な副作用につながることもある「西洋薬×漢方薬」の3つの組み合わせ

「薬を飲んだから病気を治る」ということは、薬が体に与える影響が大きいからです。薬は使い方を間違えれば毒にもなると言いますが、その通りで、飲み合わせによって体に悪い影響が出ることも大いにあります。

 

西洋薬×漢方薬は危険な飲み合わせ!?

漢方は西洋薬よりも急激な効果があるものではありません。

ですが、それは漢方薬によって違います。西洋薬とあわさることで、効果が増強することもあるのです。

 

・インターフェロン製剤×小柴胡湯

西洋薬と漢方薬の併用において、唯一、使用禁忌となっているのは小柴胡湯(しょうさことう)と、インターフェロン製剤の飲み合わせです。

インターフェロン製剤はC型肝炎の治療薬として、使用されてきたものです。有効とわかった当時、さらに漢方薬の小柴胡湯を追加したらどうか、という考えが上がりました。実際にこれを追加した結果、C型肝炎が劇的に改善したという報告があり、全国的に広まりました。

 

しかし、後になって副作用として間質性肺炎による死亡例が報告されるようになったため、併用が禁止されました。

メカニズムは解明されていませんが、死亡例も出ているため使用禁止となっています。

 

・西洋薬×麻黄

交感神経を刺激する作用のある薬との併用は、注意する必要があります。

交感神経を刺激する薬には、ドパミン、アドレナリン、テオフィリン、エフェドリンといった薬があります。麻黄にはそもそも、心臓や血管に負担を強いる、交感神経を刺激する作用があります。

そのため同じような作用が重なってしまい、効果が大きく出てしまうことがあるのです。

 

・西洋薬×甘草

利尿薬、強心薬との併用は、注意する必要があります。

カリウムの排泄が促進されてしまうため、低カリウム血症が起こる可能性が高くなります。

特に、甘草というのは漢方薬に含まれているだけではなく、胃腸薬に含まれていたり、醤油の甘味料など食品にも含まれているなど、広く利用されています。

食品などに含まれている分には、あまり気にしなくてもよいかもしれませんが、薬剤に含まる場合には注意しましょう。

 

漢方薬を服用している場合、あまり西洋薬に影響がないと勝手に考え、医師に報告しないというケースもあります。

 

しかし、中にはこのように西洋薬との併用で、体への効果が変わってしまうものもありますので、漢方薬であっても服用しているものは、全て医師に伝えましょう。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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