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手足のしびれの危険度はどうやって判断する?危険なしびれとその症状とは

「危険なしびれ」を判断する力をつけろ!そのしびれは危険?危険じゃない?

手足のしびれというと、なんだか怖い病気が隠れていそうです。ですが日常的に感じるような、軽視されるしびれというのもありますよね。

 

心配のないしびれと、危険なしびれというのはどんなことが違うのでしょうか。

 

心配する必要がないしびれ

正座を長時間した後に足のしびれを感じた場合、「やばい!何かの病気の前兆だ!」と思う人は少ないと思います。基本的に原因が分かっていて、時間と共に消えてしまうしびれは特に心配する必要はありません。

 

心配のないしびれというのは、血液循環が悪くなったために起こるしびれ、神経や筋肉の疲労からくるしびれです。長時間同じ姿勢をしていたから、機械的な動作を続けていたから、慢性的な肩こりなどの理由があります。

 

心配するべきしびれ

では、危険と判断するべきしびれはどんなしびれなのでしょうか。脳や末梢神経、脊椎などに原因があったとしても、医学的な知識がなければ、その判断はなかなかつきづらいですよね。そのため、素人でも判断がつくような基準を持っていることが重要です。

 

体の片側だけのしびれ

脳が原因のしびれの場合、重篤になりやすいです。そして脳が原因の場合、多くは体の片側だけにしびれが見られます。

 

ただ、両側だから安心ということでもありません。両側にしびれが生じる場合でも、病気が原因になることもあります。

 

手袋をはめているような感覚のしびれ

指の感覚がおかしくなり、ものに触れたときにうすい手袋をはめて、ものに触っているような感覚になります。ものに触れたときに、確かな感覚ではなく、違和感のような、鈍いような感覚になります。

 

片側の手と口に同時に起こるしびれ

これも脳に原因がある場合に特徴的な症状です。脳の領域のうち、手の神経をつかさどる場所と、口の神経をつかさどる場所というのは比較的近くにあります。そのため、手と口の両方が、同時にしびれることがあります。

 

突発的なしびれ

急に起こって数分で消えてしまうようなしびれは、一過性脳虚血発作である可能性があります。これは一時的に脳の血管がけいれんするなどして起こるものですが、重大な脳の疾患の前触れであることが多くあり、軽視できません。

 

他の症状を伴うしびれ

しびれだけではなく他の症状が伴うことも多くあります。めまい、ろれつが回らない、視覚に支障が出る、言語障害といった症状が一緒に見られたら、注意しましょう。

 

特に一過性脳虚血発作の場合、早急に対処しなければ、脳梗塞に発展し、取り返しのつかないことにもなりかねません。これらの症状が出た場合、体調の変化を注視し、無理をしないようにしましょう。 

 

体を締め付ける服で神経障害が起こる?『タイトパンツ症候群』とは

近年、体にぴったりフィットしスタイルもすっきり綺麗に見えるとして人気の『スキニーパンツ』ですが、これを長期間着用することで引き起こされる神経・筋肉障害…俗にいう『タイトパンツ症候群』があることをご存知でしょうか?

 

米医学誌によれば様々な神経・筋肉の疾患(コンパートメント症候群やそれによる神経障害・浮腫など)に繋がるとして長期間の連続着用のリスクが報告されています。

 

コンパートメント症候群とは?

腕や脚には筋肉がありますが、それらは似た動作をする筋肉群が3~4つ程度集まってグループ形成しています。脚を横方向に輪切りにした断面図を見ると良く分かるのですが、グループとグループの間には2つを隔てる強靭な膜(筋膜)があり、それぞれのグループ(筋肉群)が各コンパートメント(区画)の中に納まるような構造をしています。

 

これらがの何らかの障害を受けて出血を起こすと、内圧が上昇して細動脈の血行障害を引き起こし、神経組織が壊死に陥ります。

 

米医学誌で報告された症例

35歳女性が重度下肢浮腫のため、オーストラリアの病院を受診した。かなりのタイトなズボンを着用しており切断せざる得ないほどであった。腓骨神経、脛骨神経の神経障害が現われており、中でも脛骨神経は、しゃがみこみ時の膝の圧迫や、ふくらはぎ部分のむくみによる圧迫(コンパートメント症候群)が原因と思われる。

 

安全にスキニーパンツを着用するためには?

以下の3点が必要です。

 

■購入前には必ず試着して、無理のあるサイズのものは避ける

■また試着時に、しゃがむ・脚を曲げるなど、動いても体に痛みが出ないか確認する

■着用日数を減らす(体を締め付けるような服は週に1~2日程度までにする

 

最後に

神経障害の症状としては、『感覚を感じにくい』『しびれがある』などがあります。特に立位の姿勢でそのような症状が続く場合、神経の異常が考えられますので、スキニーパンツの着用を中止し、すぐ医療機関を受診しましょう。

 

このしびれは危険!死に直結するかもしれない、すぐに病院に行くべき「しびれ」症状とは

手や足がピリピリとしびれるというと、それは重大な病気の前触れかもしれません。その中でも、ここでは危険な病変の可能性が高い「手と足両方のしびれ」について書いていきます。

 

もしこの症状が見られた場合には、たかだかしびれと思わず、迷わず病院で診てもらうようにしましょう。

 

手足同時にあらわれるしびれの原因

ここでは、手と足に同時にあらわれるしびれの原因として、考えられる重大な病気を書いていきます。

 

一過性脳虚血発作

突然症状が出て数分で消えてしまう、半身にあらわれるしびれを特徴とします。

 

脳内の血管の一部の血流が滞ることで、脳内の血液循環が悪くなって起きます。血管をふさいでいる血栓が小さい場合、数分で血流が改善され、症状が数分でなくなることが多いです。

 

ただ、これは脳梗塞の前触れになることが多いので、数分で見られなくなったからと言って軽視せず、脳神経外科や神経内科を早期に受診しましょう。

 

脳出血

片側の手足のしびれに加えて、頭痛や嘔吐、意識障害などの症状が見られます。

 

脳内で出血している場所によって、どんな症状がみられるかは異なります。しびれが症状として見られる場合には、痛みを伴うことが多いようです。

 

元々、脳動脈瘤を持っている人、動脈硬化、高血圧を持っている人に起こりやすいです。また、頭をどこかに打ちつけたことでも起こります。他にも脳腫瘍や白血病が原因になることもあります。

 

脳腫瘍

特に早朝、頭痛を伴うような手足のしびれが見られます。

 

手足のしびれが突発的に起こるというよりは、改善せずに徐々に進行していく場合、脳腫瘍の可能性が疑われます。同時に言語障害や視野の狭窄、頭痛、嘔吐などの症状が徐々に増大していきます。

 

ただ、発生率はあまり高くないようですので、可能性のひとつとして考えた方がよさそうです。

 

脳梗塞

手足のしびれと共に、口のしびれ、言語障害といった症状が見られます。

 

脳梗塞は血管がつまることによって、血液が送られない部分の脳細胞が壊死することで起こります。そのため脳のどの場所が障害されるかによって、見られる症状は異なります。

 

もちろん手足のしびれを症状に持つ病気は他にもあり、ここに挙げたのが死亡したり、重症化する可能性がある病気の一部です。

 

うつ病でもこうした症状は見られることがありますし、ビタミンB1が欠乏することでも起こります。

 

ですが、例えば脳梗塞は起こってしまったら、もうそれだけで死亡してしまう可能性もあります。ですのであまり軽視せず、しびれにはできるだけの警戒をしておいて損はないでしょう。 

 

○○なしびれは危険!?しびれの症状によって変わってくる!疑われる障害とは

正座や腕枕をした後に手足がしびれるのは、問題のないしびれです。

ですが、こうした原因がないのに手足やその他の場所がしびれるというのは、注意が必要です。

 

しびれにこんな特徴がある場合、疑われる障害とは

ここでは、見られるしびれの症状と体の中で推定されるしびれの原因を書いていきます。

 

末梢神経に障害があるしびれ

手足のしびれ症状がある場合、最も多いのが末梢神経の障害という原因です。しびれの特徴としては、以下のようなものです。

 

・しびれは体の片側or左右対称の手足の末端

・何かがはりついているようなしびれ

 

末梢神経が障害される原因として考えられるのが、糖尿病、リウマチ、脚気、がんなどによる多発性炎症炎です。

 

脊髄や神経に障害があるしびれ

脊髄や神経の障害というと、脊髄損傷のような想像をするかもしれませんが、ヘルニアなど誰にでも起こりえます。

しびれの特徴としては、以下のようなものです。

 

・一瞬電気が流れるようなしびれ

・激しい痛みをともなうしびれ

・体を動かしたとき、両手足の全体がしびれるor両側の手足の一部がしびれる

 

原因となる疾患であるのが、脊椎腫瘍、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、血管障害などです。

ちなみに、変形性脊椎症とは脊椎や椎間板の老化によって、脊椎に障害が出る病気で、高齢者に多く見られます。

 

脳に障害があるしびれ

脳に障害があってしびれが生じる場合、場所柄非常に危険です。しびれの特徴としては、以下のようんあものです。

・体の片側のしびれ

・起床時、運動時などに生じるしびれ

・短時間に起こるしびれ

・感覚が鈍くなったようなしびれ

 

考えられる原因としては脳出血や、脳梗塞、脳腫瘍といった脳の障害です。

またこれ以外に、「一過性虚血発作」といった、脳の血管がつまったり、けいれんしたりしてしびれが起こることがあります。

 

これはすぐに治まりますが、治まったから治ったということではなく、上記の病気の前兆とも考えられますので、軽視してはいけません。

 

これらが単発で起こることもあるでしょうし、複数が原因になることもあります。

上記の理由を見ると分かると思いますが、全身にしびれの原因となるものがありますので、特定まで時間がかかることもあります。

原因の特定をはやめるには、しびれの特徴をしっかりと医師に伝える必要があります。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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