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女性のカラダの悩み

ブラジャーをすると乳がんになる?それとも関係ない?最新研究の結論はいかに!?

  

乳房を失う可能性もある乳がんは、女性であれば避けたいところです。では生活の中で、乳がんを発症させる可能性があるもの、誘因になり得るものは何でしょうか。アメリカでは常に乳房を支える役目を負う、ブラジャーとの関係が研究されています。

 

ブラジャーをつけて乳がんの可能性を21倍にする!?

アメリカは乳がんを発症する人が多く、女性の10%が発症し、その内20%が死亡しているとされています。

そのアメリカでは、かねてからブラジャーと乳がんの関係について研究がされていました。日本も欧米化する傾向がある中、アメリカでの研究は日本においても参考になると考えられます。

1995年に出版された『Dressed to Kill: The Link Between Breast Cancer and Bras』に記載されている研究では、

ブラジャーがリンパ系を締め付けることによって、発がん性のある毒素が乳房内に放出され、それが停滞して乳癌につながると考えられています。

そして実際に行われた調査で、1日のうち、12時間以上ブラジャーを着用する女性は、着用時間が12時間未満の女性に比べて、乳がんの罹患率が21倍にもなると結論されています。

 

疑問が残るブラジャーと乳がんの関係

乳がんの発症リスクとして考えられているものは、ブラジャーの物理的な締め付け以外では次のようなものがあります。

閉経年齢が遅い、初経年齢が早い、出産歴がない、母乳を与えていない、ホルモン治療を受けている…などこれらの要因は、体内のホルモンに関係するものです。

上記の研究では、こうしたその他の要因が考慮されておらず、研究の結果で結論づけるのは不十分と考えられるのです。

 

最新の研究の結論は?

アメリカの最新の研究では、

ブラジャーのカップサイズ、ブラジャーの着用時間、アンダーワイヤーの有無、ブラジャーの試用期間…などのあらゆる側面からのブラジャー着用の情報を、乳がんのリスク要因として検討しました。

研究では、2000年から2004年にかけて、浸潤性(病巣から広がる)乳管がんを発症した人、浸潤性の小葉(母乳を作り出す場所)がんを発症した人、がんではない人を比較しました。乳管というのは母乳を作り出す場所のことです。

上記のブラジャーの条件における、これらの比較の中では、乳がんの発生には有意な差は見られませんでした

 

 

最新の研究では、長くブラジャーをつけていても、どんなブラジャーをつけていても、乳がんの発症には関係がないと言えそうです。バストの維持に欠かせないブラジャーが、乳がんの原因になってしまうのは、本末転倒な気もしますよね。とりあえずのところは、そうした心配をしなくて良いようですから、安心できそうです。

 

 

(参考:PudMed「Bra Wearing Not Associated with Breast Cancer Risk: A Population-Based Case-Control Study.」)

 

(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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