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生活習慣病

ノンカロリー食品で糖尿病が悪化していた!?明らかになった人工甘味料NASの悪影響

  

ダイエットのためとして、ノンカロリーの食品を選ぶ人は、糖尿病のリスクが高くなっている可能性があります。痩せることは非常に大切ですが、そのために糖尿病になってしまったら意味がありません。糖尿病で治療の一環としてこうした商品を選んでいるならば、さらに意味がありません。

 

ノンカロリー人工甘味料(NAS)とは?

健康志向が高まる中、ノンカロリー、カロリーオフといった商品は大きな市場となっています。飲み物ひとつをとっても、ノンカロリーか否かという選択ができます。

それほど幅広い食材に使用されているNASは、そもそもなぜ甘みがあってカロリーがオフになるのでしょうか。

NASというのは、舌の上で甘みを残します。その後体の中に入っていくわけですが、腸で体に吸収されることはありません。これがカロリーをオフと表記できる理由です。

そのため、専門家によっては糖尿病予備軍の方や、糖尿病患者の食事療法において勧めている場合もあるようです。

 

実はNASが糖尿病を悪化させていた!?

イスラエルのチームによる研究では、マウスと、少人数の人間に対して実験を行っています。

 

マウスの実験

広く使用されているNASのうち3種類を選んで、マウスには人間の推奨最大摂取量を換算し、飲み水に混ぜて与えました。

その結果、飲み水にNASを加えたマウスと、NASを加えていないマウスを比較したところ、NASを与えたマウスには耐糖能障害がみられました。

耐糖能障害とは糖に耐える能力をあらわす言葉です。食事によって血中に増えた糖をいかに処理し、血液を正常の状態に戻す力があるかということです。

 

人に対する実験

人に対する研究では、糖尿病を発症していない人を対象にして行った、アンケート、健康データを調べました。

その結果、耐糖能障害とNAS摂取量の間には、重要な関連性があるという結論がされています。

 

また、実際にNASを摂取するという実験も行われています。7人のボランティアを対象に、アメリカ食品医薬品局が推奨する、甘味料の最大摂取量を7日間摂取させました。

その結果、7人のうち4人の血糖値が5~7日以内に上昇したのだそうです。

 

 

ノンカロリーの食品というのは、ノンカロリーであることで安心しきってしまい、過剰に摂取することが問題とも言われています。それ以外に、こうした健康を害する可能性が指摘されているというのは、摂取に少し慎重にならざるをえないかもしれません。

 

 

(参考:AFP「人工甘味料で糖尿病リスク増加、ネイチャー誌に論文」)

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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